経費帳について
確定申告が終わり、書類を保管するための整理をしています。
保存が必要な書類に帳簿では仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳などとあります。
この中に経費帳がありますが、使用している会計ソフト(freee)に項目がありませんでした。この帳簿は総勘定元帳などでは代用出来ないのでしょうか?
青色申告の届け出を出した際に税務署職員のアドバイスで備付帳簿名の欄に何にも丸を付けなかったので、全て保管する必要があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

松田憲三
保存が必要な帳簿とは日々の取引を記録して、損益や資産の増減を明らかにし、損益計算書や貸借対照表のもととなる帳簿です。会計ソフト(freee)では簿記会計の知識があまりなくても、日々の経理業務はもちろん、会計帳簿作成から経営状況の把握まで効率的に行なえます。会計ソフト(freee)に入力することで出来上がる仕訳帳、主要簿としての総勘定元帳、補助簿としての現金出納帳・売掛帳・買掛帳などの保存で十分です。総勘定元帳は勘定科目ごとに整理されたものですので、簡易帳簿としての経費帳というものを別途作成する必要はありません。

経費帳については、総勘定元帳で代用できると思います。総勘定元帳の中には、資産・負債、売上、経費について勘定科目ごとの取引データが保存されています。
松田税理士、出澤税理士ご回答ありがとうございました。しっかりと理解することが出来ました。
本投稿は、2020年04月15日 18時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。