税務署からの指摘に対して
親がアパート経営をしており長きに亘り税理士に確定申告を委託しています。
3年前に老人介護施設に入居してしまい実務を引き継ぎました。最初の確定申告で申告控えを確認すると余りにも信じられない内容に驚きました。
申告者の住所が違う。BSの預金残高が通帳と合っていない。敷金等預り金が全く不明な金額。そもそもBSがバランスエラーになっている。
障害者手帳がないのに特別障害者控除がされている等です。
あわてて連絡をとり修正依頼しましたが住所は訂正したらしいのですがその他は来年から直すとの事でした。
昨年も数点の誤りを指摘しましたが申告自体は終わりました。
今年もやはり誤りがありましたが指摘しても修正されないためそのまま申告して納付しております。
三週間前に税理士から電話で税務署から特別障害者である証明を出すように言われたので用意して欲しいと話がありました。元々認知症で会話ができないが手帳もなく特別障害者には当たらないのではないかと毎年指摘していたので証明はできないと断りました。
長くなりました。ここで質問です。
税務署からは税理士に連絡が来ていますが本人には来ていません。
また税理士からもその後の連絡は全くありませんのでどのような対応をしているか不明です。
税理士に確認すれば良いのは理解していますが数年間の経験でまともに対応するとも思えません。
果たしてこのまま放置した場合どうなるのでしょうか?
本人に連絡がないのに税務署に確認するのも気が引けます。
いっその事税理士を代えて過去からの修正申告をした方が良いのではないかとも思えます。
税務相談ではないので解答がつかないかもしれませんが本当に心配で困っています。アドバイスがあればお願い致します。
税理士の回答

税務署からの指摘は特別障害者控除の件だけだったのかどうかは分かりませんが、おそらく、税務代理権限証書を提出しているために、税理士を通じて問合せしているんだと思われます。
なお、税務署も税理士ではらちが開かないと判断すれば直接納税者に連絡があると思いますが、どうしても心配であれば、税務署に問合せしていただいたらいかがでしょうか。
いずれにしても、ご質問の内容を客観的に判断すると信頼できる税理士さんではなさそうですね。
アドバイスありがとうございます。
認知症になる前に親から聞いた所では元税務署長で顔が利く税理士さんと言うことで親は信じ込んでいます。
今までは言われたままでチェックはしていないため親は誤りにも気がついていません。
普通に考えても他の税理士さんに代えるのが正解だと思います。
ただ何年間の修正申告になるのか怖くなります。
もうひとつだけお願いします。
このように確定申告が止まっている場合、住民税はどのように算定されるのでしょうか?
所得が決定しないと住民税や個人事業所税が計算されないと思うのですが。
宜しくお願い致します。

多くの納税者は既に申告書を提出していると思いますので、来年どおり住民税は決定されると思います。
なお、3月17日(火曜日)以降に個人市民税・府民税申告書を市税事務所へ提出、又は別途申告期限等の延長が行われている所得税の確定申告書を税務署へ提出された場合は、個人市民税・府民税の課税が、第1期(6月末納期限)に間に合わない場合があります。この場合、第2期での課税又は税額変更等の処理を行ったうえで、課税又は税額が変更となる方に対して、納税通知書等によりお知らすることになるようです。
ありがとうございました。
ご解答に感謝致します。
本投稿は、2020年04月24日 09時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。