住宅ローン二年目以降の確定申告について
本業で会社員、副業でアルバイトとクラウドソーシングを行っていて、今年ローンを組んで新築に入居する者です。
税務署に一度相談をした時に、本業は年末調整をし、確定申告で残りの収入と住宅ローン控除の申請をすればいいというところまでは理解しました。
ただ、二年目以降も確定申告する際、年末調整で住宅ローン控除の申請をする場合と確定申告で住宅ローン控除の申請をする場合の二例があるのですが、年末調整で申請すると還付してまた納付するという手間がかかる(?)というような話を聞きました。
それは本当なのか、また毎年年末調整と確定申告を行う場合、住宅ローン控除の申請はどちらでやった方がより良いのかをご教授下さい。
実際に動く金額はどちらもかわらないとは思いますが、お得な方があればそちらも教えていただけますと幸いです。
税理士の回答

髙橋一彦
今回、金額を入れて説明をするとわかりやすいと思います。
仮に住宅ローンの控除が税額で30万円、副業で納める税金が10万円とすると、住宅ローンを年末調整すれば年末調整時に30万円還付されるが、確定申告時に副業の10万円を納めなければなりません。
また、年末調整の時に住宅ローンの控除を入れない場合は、年末調整時には住宅ローンの還付はないが、確定申告時に住宅ローンの控除30万円と副業の税金10万円が相殺され、確定申告時に20万円の還付となります。
相談者様も記載のとおり、結果としては変わりがありませんが、住宅ローンの控除については、早めに受け取っておきたいということであれば、年末調整で還付を受けたほうが良いと思います。
早速の回答、そして詳細までお答えいただきありがとうございます。
文章にして頂けて深く理解することができました。
様々な部分を勘案しつつ決めたいと思います。
本投稿は、2020年05月20日 15時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。