確定申告の必要経費に関して
確定申告の必要経費に関してですが、
収入から必要経費を引いた金額が年間20万円を下回る場合は、確定申告は不要になるのでしょうか。
※住民税の申告は致します。
また、上記に該当して年間20万円を下回った場合、確定申告が不要という旨をどのように税務署にお伝えすればよろしいでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
給与所得以外に、雑所得などの所得が、収入-経費=利益(所得)が20万円以下の場合は、ご質問の通り、確定申告は不要、ただし住民税の申告は必要、ということになります。
確定申告が不要である、という報告や届出は、特に必要ありません。もしも、税務署から問い合わせがあれば、その際に、確定申告不要である旨を説明すれば結構です。
以上よろしくお願い致します。
小林様
ご回答ありがとうございます。
一点お聞きしたいのですが、
今回は以下のサイトから所得税の確定申告書を作成致します。
確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/ta_top.htm#bsctrl
その際に、給与欄や雑所得(その他)の欄はあるのですが、
所得控除の欄に必要経費を入力する項目(光熱費や家賃)が発見出来ませんでした。
雑所得で確定申告する際には、光熱費や家賃は出来ないのでしょうか。
ご連絡ありがとうございます。
頂いたetaxのサイトは、当方で拝見することができませんでしたが、雑所得については、経費の細目について入力する必要はなく、一括して経費を計上することになります。収入を入力する欄の近くに、経費を入力する欄があると思いますので、その点に注意して、サイト内を確認してください。
ご連絡ありがとうございます。
雑所得の入力欄に収入金額と必要経費の欄で分かれており、
今回は例ではありますが、以下のように入力しております。
種目:広告運用
名称:株式会社クラウドワークス
収入:¥300,000円
経費:¥60,000円
よくある質問を拝見しても、青色申告決算書等では光熱費や家賃の項目がありますが、
今回のように雑所得で申告する場合には、上記の項目がないので申告対象外なのでしょうか。
https://www.keisan.nta.go.jp/h28yokuaru/aoiroshinkoku/hitsuyokeihi/index.html
以上、宜しくお願い致します。
ご連絡ありがとうございます。
経費60,000円の中には、光熱費や家賃は含まれているのでしょうか。雑所得は、細かい内訳を申告しませんので、経費は一括して、経費、としか申告しません。経費60,000円の中に光熱費、家賃が含まれているのであれば、入力は完了していると思われます。含まれていないのであれば、経費60,000円に、光熱費、家賃を足して、経費の額を増やしてください。
ご連絡ありがとうございます。
クラウドワークスでは、システム手数料として報酬の20%が引かれた状態で、
銀行口座へ入金となっております。
その為、システム手数料を必要経費として計上しております。
雑所得では、光熱費や家賃の内訳を細かく申告しないんですね。
ちなみに、光熱費や家賃等を必要経費として計上する際には、
領収書等の提示は求められますでしょうか・・・?
また、雑所得では収入を集計する際には発生主義と現金主義のどちらになりますでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
雑所得は、内訳を細かく記載せず、総額だけ記載します。光熱費、家賃については、税務署から問い合わせがあった場合に提示すればよく、何もなければ、提示する必要はありません。
雑所得は、先ほど別の質問で回答しましたが、基本的には実現主義で申告するものと思われます。売上と同じ基準で申告する必要がありますので、現金主義ではありません。
以上よろしくお願い致します。
ご回答ありがとうございます。
今回必要経費の中に、クラウドソーシングのシステム手数料に加えて、
電気代や家賃代を按分して計算したところ、所得が年間20万円を下回りました。
年間収入:¥422,179(クラウドソーシング)
年間経費:¥296,190(システム手数料、電気代、家賃代)
年間所得:¥125,989
広告収入で年間42万円程度の収入がありまして、
その広告収入を得るために必要な経費が29万円掛かりました。
その場合、雑所得で収入と必要経費を記入し、
所得が20万円下回る状態で申告する形となりますでしょうか。
年間所得が20万円を下回る際に住民税だけ申告する場合が不明です。
以上、宜しくお願い致します。
本投稿は、2016年12月29日 19時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。