個人事業主となった時の不動産の取り扱いについて
サラリーマンをしながら不動産投資もしています(毎年白色で確定申告をしています)。今回給与収入とは別に兼業で毎月収入を得るようになるため、個人事業主になろうかと考えております。この場合、不動産収入も個人事業主としての申告に含めることは可能ですか?兼業での収入次第ですが、法人格を持たせることも考えております。その場合では既に保有する不動産を法人収入として参入することが可能ですか?(名義は個人名義)素人質問で恐縮です。どなたかご教示頂けますと幸いです。
税理士の回答
文面からわかる範囲で回答します。
個人の場合、不動産収入は事業所得ではなく不動産所得になります。但し、不動産所得とする場合でも、所謂5棟10室など事業的規模が要件となります。
詳細は、以下の国税庁タックスアンサーをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1373.htm
法人を設立しても、不動産の所有者が個人であればそこから生じる収入は個人に帰属しますので、法人の収入には算入できません。
オーナー企業であっても、個人と法人は別人格だからです。
早速素人質問にご回答いただきありがとうございました。
本投稿は、2020年12月24日 17時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。