本業と副業の確定申告について
本業(正社員)を2020年11月末で退職し、2020年11月に開業届・青色申告申請書を提出して個人事業主(ライター)となりました。
2020年11月・12月の個人事業の所得について、屋号名での確定申告を今月オンラインで完了しました(freeeを使用)。これとは別に2020年1月〜10月までの正社員時代の確定申告を国税庁のe-Taxシステムで行おうとしたところ、マイナンバーで情報が紐づいているため個人事業主(屋号名)での情報が反映されており、どのように正社員時代の確定申告をすべきかわからなくなってしまいました。
ネットで調べると、「本業と副業の所得を合算して確定申告しなければならない」と書いてあるサイトが多いのですが、個人事業の屋号名での確定申告はあくまでライターとしてのものなので、そこに正社員時代の所得も一緒に反映させるのはおかしいと思い別々に確定申告を行うつもりでいたのですがその認識が誤っていたのでしょうか?
税務署に説明した上で正社員時代の確定申告は紙ベースで行う事になるのでしょうか?
ご教示いただけましたら幸いです。
税理士の回答

確定申告は、すべての所得(給与所得、事業所得)を合わせて行います。期日前であれば、再度訂正の申告をすることができます。会計ソフトに給与所得を入力して再度送信することになります。

確定申告は全ての所得を合算して行うことになっています。
給与所得は年末調整が終わっているから事業所得や雑所得を別々に申告するものだと認識されている方がいらっしゃいますが、それは誤りで、日本の税制は超過累進課税を採用していますから、全ての所得を合算して課税所得を算出、それに税率を掛けて税額を計算することになります。
したがって、あなたの場合、事業所得と給与所得を合算して訂正申告をしていただくことになります。
本投稿は、2021年02月10日 15時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。