開業費について
昨年、開業届を出しました。
慣れないながら、白色申告で出したのは良いですが、開業費を収支内訳書の減価償却費のところに書いておらず、出してしまいました。
※確定申告のページで実施したのですが、進めていく上で、入力のタイミングがなかった覚えがあります。。もしかして、見過ごしていたか、紙で印刷して記入?なのでしょうか。。
そこで質問がございます。
昨年度の申告内容について、通常であれば、繰延資産を計上するだけの更生の請求はできないと税務署に教えて頂きました。
ただ、費用の計上忘れも部分も少しあり(数千~万円程度ですが)、費用が変わるのであれば、更生の請求を出して、その際に繰延資産も正しく計上するという方法は可能なのでしょうか?
最悪は、開業費を積まないままで進むことになると思いますが。。
正しい、方向で修正できればうれしいです。
教えて頂けますと幸いです。
税理士の回答

竹中公剛
昨年の確定申告期限は、今年の4/15までです。
4/15までには、まだ時間があります。
税務署に行って、訂正申告をお出しください。
e-taxでも良いです。
4/15までは、最後に出した申告書が、正しい申告書です。
何回でも出してよいです。
正しくして出してください。

費用の計上漏れ(損益が変わり税額も変わる)があれば、更正の請求をすることができます。同時に、開業費も正しく計上するのが良いと思います。

回答します
「昨年の開業」というお話ですので2020年の開業ということでしたら、申告期限は、今年の4月15日までですので、収支内訳書に「開業費」を入れたうえで「訂正申告」をすることができます。
訂正申告をする際には、正しい収支内訳書を添付し、(訂正)申告書の上部余白に当初申告書を「提出した日」と「納税額」を記載して提出すれば大丈夫です。
竹中先生、出澤先生
有難うございます。
申し訳ございません。
私の記載ミスがございました。
2019年度の申告となります。
2020年度の申告はまだ終わっておらず、初めて青色となり、開業費のことを考えていたら、2019年度の申告で書いていないことに気づきました。
※先程、確定申告のページでツールを使ってみたのですが、印刷後に自分で記入するタイプだったようです。。それで記入が漏れてました。。。
青色になり、初めて資産を記載するものと誤認識してました。
改めて質問させて頂きたいです。
Q1.このような場合でも、2019年の更生の請求は可能でしょうか?
※経費が数千円~万円程度の計上漏れがあるだけですが、還付金がプラスであるようです。
額に関わらず、可能でしょうか?
この際に、今度は印刷した紙に開業費を繰延資産として記載するのでしょうか。
忘れずに。。
Q2.2020年度ですが、助成金などで一時的に増えていることもあり、本来の金額でないことから、資産の少額償却なども検討しており、その場合は、赤字になります。
赤字になった場合ですが、青色申告控除が65万円(10万円でも同じですが)が効かないのは理解しておりますが、4月15日までに実施しないといけないでしょうか?
税務署に聞いたのですが、延滞税は納税に対してかかるので、赤字=還付の場合は、4月15日以降でも大丈夫です。と言われました。
2019年の修正もあるので、期日までにできるのかすごく心配で、かつまた漏れが無いか焦ってしまうことも気にしています。
教えて頂けますと幸いです。
米森先生、
有難うございます。
先程も訂正文を書きましたが、昨年(2020)の開業ではなく、一昨年(2019年)の開業です。
いま、一生懸命に2020年の青色申告をしていたら、2019年時点で開業費を記載していないことに発覚しました。

竹中公剛
Q1.このような場合でも、2019年の更生の請求は可能でしょうか?
※経費が数千円~万円程度の計上漏れがあるだけですが、還付金がプラスであるようです。
額に関わらず、可能でしょうか?
税金が変わるようでしたら、可能です。出澤先生の言うように、更正の請求をしてください。
その時に、開業費を資産に計上ください。
でも、収支報告書の減価償却のところに記載します。
償却はできません。2020年以降に償却してください。
この際に、今度は印刷した紙に開業費を繰延資産として記載するのでしょうか。
忘れずに。。
その通りです。
Q2.2020年度ですが、助成金などで一時的に増えていることもあり、本来の金額でないことから、資産の少額償却なども検討しており、その場合は、赤字になります。
赤字になっても構いません。
開業費は、2021年でも、償却できます。
赤字にしないで、65万円使うように、少額減価償却については、普通の償却をすすめます。
赤字になった場合ですが、青色申告控除が65万円(10万円でも同じですが)が効かないのは理解しておりますが、4月15日までに実施しないといけないでしょうか?
4/15までしなと、青色などの取り消しになることもあります。(2年間しないときですが・・・)
どのような場合にも、期限内をおすすめします。
税務署に聞いたのですが、延滞税は納税に対してかかるので、赤字=還付の場合は、4月15日以降でも大丈夫です。と言われました。
2019年の修正もあるので、期日までにできるのかすごく心配で、かつまた漏れが無いか焦ってしまうことも気にしています。

竹中公剛
税務署に聞いたのですが、延滞税は納税に対してかかるので、赤字=還付の場合は、4月15日以降でも大丈夫です。と言われました。
青色があるので、必ず期限は守ってください。税務署の担当官は、そのことを言い忘れています。
2019年の修正もあるので、期日までにできるのかすごく心配で、かつまた漏れが無いか焦ってしまうことも気にしています。
まずは、2020年の申告からすること。その後に、2019年のをすること。
4/15まで・・・あと7日・・・頑張れ・・・。

2019年で、経費が増えるのであれば「更正の請求」の提出をしてください。その際に「開業費」を資産計上されてはいかがでしょうか
2020年は、青色申告特別控除を活用しないのは少し勿体ない感じはしますが、「一括償却(3年間で均等償却)や少額償却(一括で償却)することにより、赤字になる場合は損失の繰越があります。
その上で「開業費」は2021年からの償却にされればよろしいかと思います。
申告期限に間に合わない場合は、青色特別控除は10万円(赤字の時は0円)になりますが、なるべく期限は遵守されるようお勧めいたします。
竹中先生、米森先生、
有難うございます。
前提が言い忘れましたが、給与収入と事業収入があります。
税務署に確認したのですが、更生の請求をしなくとも2020年の帳簿に開業費を載せておけばどうか?と言われました。
そのようなことをしても問題ないのでしょう?
また、2020年に開業費の償却をしたいと考えておりますが、所得は65万円と同じぐらいなのですが、総合課税としては青色控除はかからないので、所得を抑えたい場合は償却をと考えました。

税務署よりそのような指導があったとの事績を残されれば、よろしいかと思います。
今回は「資産の計上漏れ」のため、所得に影響がないことからそのような指導であったと推察いたします
「少額の償却」とは、開業費のことでしたか。
開業費の償却は任意ですが、通常の減価償却費は、強制償却になります。最初の選択により①減価償却②一括償却②少額償却と別れますので、お気を付けください。
竹中先生、米森先生、
有難うございます。
一般的な処理の方法で質問させてください。
開業費についてですが、繰延資産として固定資産台帳に計上する場合に、「開始日」は開業日にを設定するのでしょうか?
例えば、2018年に購入した消耗品などがあります。
購入日は当然バラバラです。おそらく、一定の期日を入力するのかと想定します。
繰延資産=開業費については、いつを設定するか教えて頂けますでしょうか?
補足します。
繰延資産=開業費を任意償却しようと思います。
2020年度の青色決算書から計上しようと思いますが、この取得日や開始日などがいつを入れるべきなのか知りたいです。
任意償却の場合は、例えば、2020年度に全額償却したい場合は、2020年1月1日などと記入するのでしょうか?
或いは、開業日を入れるのでしょうか?
教えて頂けますと幸いです。

竹中公剛
任意償却の場合は、例えば、2020年度に全額償却したい場合は、2020年1月1日などと記入するのでしょうか?
或いは、開業日を入れるのでしょうか?
上記の意味がわかり辛いですが、
開業費にいは、年月日はないと思います。
竹中先生、
間違えてベストアンサーを押してしまいました。。
開業費を繰延資産として固定資産台帳に入力する際に、「取得年月」がありました。
ここの入力する年月のことを示しております。

竹中公剛
開業費を繰延資産として固定資産台帳に入力する際に、「取得年月」がありました。
申し訳ありません。ほかの先生に、申し訳ありませんでした。
その年月日は、実際の開業日にします。あるいは、開業後に出費があった場合には、最後の日にします。
本当に申し訳ありません。おし直しする機能があれば、良いですね。何とも申し訳ありません。
竹中先生、
有難うございます。
開業後に出費ではなく、開業前の開業費ですので、「開業日」を入れるということで理解しました。
ネットで調べたら記事を見つけました。
簡易な質問にもお答え頂きまして、誠に有難うございました。
本投稿は、2021年04月07日 21時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。