税理士ドットコム - [確定申告]給料と外注費での所得の違いについて - B社からの仕事内容が「事業所得」に該当するもの...
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給料と外注費での所得の違いについて

現在A社・B社の2社から給料を頂いている状態で、かつ個人事業主(青色)としても収入がある状態です(収入源3箇所)。今回、B社から「4月から給料ではなく外注費としての支払いに変更してもらえないか」、と申入れがありました。その場合のこちらの所得に関する税や手続き、申告等に関するメリットデメリットを簡単に教えていただければと思います。なお、現在B社からは社会保険料は徴収されておらず所得税のみ源泉徴収されています。社会保険料はA社で徴収されています。
外注費として支払いを受ける場合、現在の個人事業の方で受注売上として受けるべきなのか、全く別で個人所得として受けるべきなのかも合わせて相談させていただきたく思います。

税理士の回答

B社からの仕事内容が「事業所得」に該当するものであれば、現在の個人事業(青色)と合わせて申告されて宜しいと思います。
しかし、「事業所得」に該当しない場合には「雑所得」として単独で収支計算を行い申告する必要があります。「雑所得」の場合には、赤字になった場合に損益通算ができないというデメリットがあります。

B社からの支払いが給与であれば、所得税等の計算上「給与所得控除額」が控除できますが、事業所得や雑所得の場合には実額の経費しか控除できませんので、その点も留意頂く必要があります。また、事業所得や雑所得の収入金額合計が1000万円を超えますと、消費税の課税事業者という問題も生じます。

なお、「事業所得」と「雑所得」の定義に関しては下記サイトをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1350.htm
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm

宜しくお願いします。

分かりやすい丁寧なご回答ありがとうございます。課税業者の問題は全く気付きませんでした、確かに気をつけなければいけない点だと思います。アドバイスいただいた点をきちんと調べてから切替えて頂くようにB社へお願いしようと思います。

分かりやすい丁寧なご回答ありがとうございます。課税業者の問題は全く気付きませんでした、確かに気をつけなければいけない点だと思います。アドバイスいただいた点をきちんと調べてから切替えて頂くようにB社へお願いしようと思います。

本投稿は、2015年03月02日 15時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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