副業している場合のふるさと納税
2021年より副業としてハンドメイド販売(年末調整をしてくれる本業あり。確定申告を避けるために年間20万円以内に収め、住民税のみ納付予定)をしています。
今年からふるさと納税をしてみようかと思い、いろいろ調べたところ、住民税を別に支払っている場合、ワンストップ制度が使えない。
ふるさと納税するには副業の方も確定申告をして所得税を支払わないといけなくなるということを知りました。
①その場合ですと、損と得どちらの方が多いのでしょうか?自分のキャパがあまり多くないと思っているのでやらなければいけない手続きが多いと手に負えなくなってしまいそうなので、質問させて頂きました。
②2021年に行った副業の住民税(普通徴収希望)は、いつから払えるのでしょうか?
③他に節税の出来る方法は何かありますでしょうか?老後などを考えて積立NISAは始めておりますが、iDeCoは出来ておりません。積立NISAの額を減らしてiDeCoに入れるべきか、このままNISAのみでいいのかなど、アドバイスお願い致します。
税理士の回答

①ふるさと納税(寄付金控除)について確定申告をする場合、ふるさと納税の金額や副業の所得税の金額でどちらが損か得か変わると思います。
②副業の住民税(普通徴収)は、翌年の6月から支払うことになります。
③給与所得者の節税であれば、所得控除を増やすことになると思います。idecoは支払った金額の全額が控除できますので良い方法だと思います。
正月早々の質問に早くも返信頂きありがとうございます。
①副業は住民税のみを支払う程度の収入です。本業の方の計算をしたところ、ふるさと納税限度額は3万円いかない程度のようです。
②確定申告の時期と同じくして払えるものなのだと勝手に思っておりました。住民税納付(コンビニ支払いをしようと思っております)の手続き事態が6月開始なのでしょうか?
③積立NISAの額を減らして(現状、まもなく二年目に入るのですが、限度額一杯まで入れている状況です)、iDeCoに入れた方がいいのでしょうか?また、積立NISAと通常のNISA、どちらの方がいいのかなどありますでしようか。

①副業の所得が20万円と仮定した場合、所得税(5%)は1万円、住民税(10%)は2万円になります。ふるさと納税は、3万円限度でもされた方が節税になると思います。
②納税通知書が送付されるのが、6月になります。
③節税を考えるのであれば、idecoを増やたほうが良いと思います。なお、nisaと積立nisaでは、非課税期間、年間非課税投資枠などで以下の様に大きな違いがあると思います。
1.非課税期間
nisa 5年
積立nisa 20年
2.年間非課税投資枠
nisa 120万円
積立nisa 40万円
最大投資可能額の考えた場合は、積立nisaの方が金額は大きいです。
①そうなのですね…確定申告はするのがとても大変という印象があるのですが、やはりこれまでやったことがない人間では大変なのでしょうか?それとも雑所得程度の住民税納付の手続きとそう変わりはないのでしょうか?
②年明けてすぐにやれるものだとばかり、勝手に思っておりました。教えていただき、ありがとうございます。
③NISAと積立NISAの総合的な判断ありがとうございます。極端な話、
積立NISA(年間40万)のみ
よりも、
積立NISA(年間30万)+iDeCo(年間10万)
など、分散した方が良いということで合っておりますでしょうか?

①確定申告は、大変ではないです。分からなことは税務署で教えてくれます。住民税の申告と変わらないです。
③idecoは積立と同時に所得控除にもなります。積立NISAとidecoに分散させるのも良いと思います。
ありがとうございます、少し気が楽になりました。ちなみになのですが、
2021年にはふるさと納税をしていなかったので、2022年には住民税納付のみ。
2022年にふるさと納税を行った場合は、2023年に確定申告(ふるさと納税手続き+副業)でよろしいでしょうか?

相談者様のご理解の通りになります。
ありがとうございます、助かりました!
本投稿は、2022年01月01日 22時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。