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ネットワークビジネスの赤字申告による損益通算に関して

以前に2年間ほど会社勤めの傍らネットワークビジネスをしていました。
その際、ネットワークビジネスに誘われた人に
「仮にネットワークビジネスで収入得られなくても、製品代や家賃、水光熱費、携帯代、外食代、交通費を経費にして事業所得を赤字にして会社員の所得と損益通算で相殺すれば、所得税と住民税が安くなる。だから製品買っても損はない」
と教えられ、そのようにしていました。

家賃水光熱費携帯代は半額くらい、外食や交通費はビジネスに関係した分ですが、ネットワークビジネスはどれがビジネスに繋がるかわからないから、という名目でかなり広い範囲のものを経費にしました。
製品代は、売るために自分が製品を使ってみてるから、ということで大半を経費としていました。

所得税住民税合わせて年間20万くらい安くなったと思います。事業としては年間売上数万円、経費150万ほどでした。

生活費として払っていた家賃や携帯代の半額経費にできたり、元々外食が多かったのでそれを経費にでき、それは良かったのですが、罪悪感も感じています。

これは問題ないのでしょうか?
税務調査は5年前まで遡る可能性があるとのことなので少しひやひやしています。

なお帳簿はつけており残していますが、領収書は半分くらいしか残っていません。

税理士の回答

こんにちは。

お話を聞く限りですが、経費性が低いものも経費にされていたのかなと思います。
単純に、売上数万円経費150万円と聞いたら、その経費は事業と関係ないと考えるのが一般的だと思います。

ただ、ご本人が事業に関する経費だと言って、それを覆すというのは中々難しい作業ですので、事業に直接会計のある経費しか計上していないというのであれば、問題はないと思います。

また、領収書が半分くらいしか残っていないとのことですが、その経費を使ったことを証明できれば領収書は無くても大丈夫です。
普通は証明できないので、代わりに領収書等で対応するんですけどね。

まとめますと、


・事業に関係する経費であれば問題なし
・領収書がないものはその事実をどうやって証明するかを検討する必要がある


といったところでしょうか。

正直、厳しい部分もありそうですが、修正申告するしないはご本人の判断となります。

本投稿は、2017年07月10日 14時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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