定期預金の贈与税について
幼い頃から親が貯めてくれていた定期預金約1000万円が2つあります。
名義はどちらも私(子)名義です。
この定期預金を渡されたのは10年ほど前ですが、全く手をつけていない上、印鑑は親のもののままです。
10年ほど前に貰ったという証拠はありません。証拠になりそうなものを強いて挙げるならば、4年前のLINEメッセージで明言はされていますが、、
今年、住宅購入の諸費用などで300万円ほどを使用したいと考えています。
(住宅そのものではなく諸費用に充てたいので、今年の住宅取得資金贈与として非課税にするというのは出来ないという認識です。間違っていればご指摘お願いします。)
質問1
親から私への贈与はいつということになりますか?
10年前なのか、4年前なのか、今年になるのか、贈与税をどうしたら良いのか分からず、困っています。
質問2
私名義の定期預金は2つあるのですが、実はその内1つは私の妹のものです。
妹のものであるとは10年前から知っていましたが、しばらく手をつけていませんでした。
ただ、3-4年前あたりに、1000万円すべて妹の口座へ移してしまいました。
この場合の贈与の関係性や贈与税について教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
税理士の回答
1 今年と見るべきだと考えます。
2 妹に送金したお金をどうしているかという問題もありますが、その時に親からの贈与と判断します。
いずれにしても、正しく贈与税の申告を行ってください。
ご回答ありがとうございます。
1について、まだ贈与されていないということになるのですね。申告するのも面倒ですので、一度親に返して、改めて私と夫に110万円ずつ贈与してもらうことにします。問題ないでしょうか?
2について、妹は生活費として少しずつ使っているようです。使った金額だけ申告して、残りは親に返却することは可能でしょうか?
1 可能です。
2 厳しいようですが、1000万円全額での期限後申告が必要ですね。同年中ならば、返却可能ですが、
あとは、管轄の税務署側の判断になりますね。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
昨年まで、国税の職場で相続税贈与税の担当部署の管理職をしておりました。いくらかでも、参考になさってください。
本投稿は、2023年09月20日 06時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。