不動産の解体費用 贈与税
祖父が所有している会社の工場解体費用について
私は孫にあたるのですが、会社の社長をしていた父親が早くに亡くなり、もし祖父が亡くなった場合代襲相続で私が工場の持ち主になると思います。もう会社は畳んでいるのでその時には工場を解体しようと思っているのですが、解体費用は安くても1000万円はかかると思います。
しかし、私自身20代前半でなかなか払えないです。父親はもしものことがあった時のためにかなりの額の生命保険に入っていたので、保険金は母親に入って、母はそのお金の一部で解体したらいいと言ってますが、これは贈与税の対象ですよね?
なにかいい解決方法はないでしょうか?
税理士の回答
下記回答いたします。
私自身20代前半でなかなか払えないです。父親はもしものことがあった時のためにかなりの額の生命保険に入っていたので、保険金は母親に入って、母はそのお金の一部で解体したらいいと言ってますが、これは贈与税の対象ですよね?
なにかいい解決方法はないでしょうか?
ご認識のとおり、お父様の生命保険金はお母様固有の財産ですので、そこから解体費用を支払えば贈与税の対象となります。
解決方法としては
①暦年贈与で1年間に110万円前後の贈与を行う(定期贈与とみなされないための対策込み)
②相続時精算課税制度を利用して一括1,000万円の贈与
(ただし、ご相談者様は20代前半とのことで、お母様は60歳以上ではないと思いますので、適用は出来ないものと思われます)
③贈与ではなく、家族間での貸付とする
(借用書を作成し、返済期日や返済方法などを明記したものを根拠書類としておき、贈与ではなく貸付とする方法)
貸付は贈与ではありませんので贈与税はかかりません。
が考えられます。
ご参考に宜しくお願い致します。
本投稿は、2023年11月12日 21時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。