住宅資金贈与を受ける際の注意点について
親から住宅資金援助1000万を受けました。
住宅ローンはもう組んでおり、土地、契約成立時、上棟時の支払いはすんでおり残りは12月末の引き渡しの際の支払いになります。
援助を受けたお金は、引き渡しの際の支払い(830万前後)、残りはローンの繰上げ返済に回そうかと思っていましたが、住宅資金援助を繰上げ返済に回すと贈与税が課税されてしまうことを知りました。また、住宅資金援助は、全て使い切らないと贈与税が課税されてしまうためどうすればよいか悩んでいます。
そこで、贈与税の課税がされないよう
援助をうけた1000万から、完成引き渡し時の支払い(830万前後)+暦年贈与110万分を引いた60万前後を親に戻す
といった方法を利用しようかと考えているのですが、このやり方で大丈夫でしょうか。それとも、贈与をうけたお金は一度全額返して、非課税になるだけ譲り受ける方がよろしいですか?
ご教授いただけると幸いです。よろしくお願いします。
税理士の回答

田中友也
すでに1,000万円を振込などで贈与されている場合には、贈与とみなされる可能性もあります。ただし、1000万円を贈与されて期間がそれほど経過していない場合には誤りとみなせることも可能です。
贈与の判定が心配な場合は60万円分の贈与税(=6万円)を支払う(170万円の暦年贈与を受けたこと)方が良いかもしれません。
ご返答ありがとうございます。
贈与を受けてから1か月ほど経っているのですが、その際の贈与判定はどうなりますか。

田中友也
1か月程度であれば誤りとの主張は通るかとは考えられるかと存じます。
本投稿は、2023年11月22日 06時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。