親への立替金を実家売却後に返済してもらう際の注意点
子供が親の金銭的立替をしてその後返済してもらう際、気を付けなければならない事はなんでしょうか?
82歳、年金暮らしの母がいます。 先日父が亡くなりましたが、預貯金が無く、父の入院費やその他生活費として必要になれば母がカードキャッシングで繋いでいたようです。
唯一の資産は今住んでいる家と土地だけです。
私は他県に嫁いでおり、母も地元を離れたくないという事で同居は考えていません。
自宅には収入の安定しない兄も同居しており、収入がない時には母の年金にぶら下がるような期間も発生して、負債は膨らむばかりです。
この先、家の補修や固定資産税など古い持ち家に2人で住み続けるメリットは何もありません。
なので、近いうちに自宅を売却し、兄には独立してもらい、母は自宅売却金を元手に老人ホームへの転居を考えておりますが、それに先立ちまずは父から母へ自宅の名義変更をしなければなりません。
なにぶん預貯金が無いため、名義変更に掛かる代金をまずは私が立て替えて、その後家の売却額から返却してもらおうと思うのですが、贈与税とかに気をつけたほうが良いかも…という話も聞きました。
名義変更代のみならず、葬儀費用も、それ以前の生活費も幾らか私が立て替えています。
まとめて売却後に返却して貰いたいのですが、気を付けなければいけない事、揃えておいたほうが良い書類などありますか?
ちなみに領収書や銀行通帳に振り込み記録は残っています。
税理士の回答
売却額から立替金精算については、一時的に立替えたもの(貸した借りた)を返してもらったに過ぎないので、贈与税にあたらないと思われます。領収書や振り込み履歴で確認できるのであれば、そちらの金額をもって精算していただければ、特に問題ないです。ただし長期間精算がない場合には贈与として認定される可能性もありますので、その点は注意が必要です。
わかりやすい回答を頂き誠にありがとうございます。
精算の期間については今後注意していきたいと思います。
本投稿は、2024年03月03日 16時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。