祖父から無連絡で送られてきたお金の贈与税について
先日祖父の名前で事前の連絡も無しに明らかに贈与税がかかってしまう額の送金がありました。
正直祖父の気持ちを無碍にするような相談ではありますが、贈与税の額が額なため出来るなら支払いを回避したいと思い相談させていただきます。
まず祖父は高齢ではありますが認知症などにはなっていないため、生前贈与などの意思を持って行われた送金だと思われます。
このままでは贈与税を支払わなければなくなると思い調べた限り、事前に口約束などしていた場合は送金された時点で贈与の履行となりキャンセルは出来ないと見かけました。
また事後の場合は電話連絡などで贈与について感謝したりすると履行が確定するなどとも書かれていました。
ただ今回は事前の口約束や契約書の作成等全くしていない状況での送金です。
現状まだ祖父と直接連絡を取っていないため、そのまま返金することで贈与が無かったことになり贈与税の支払いを回避することは出来るのでしょうか?
またもし贈与を無かったことに出来る場合、返金したことの証明など必要な手続きや書類がある場合は教えていただきたいです。
今回の件で状況がはっきりした場合、どちらにせよ祖父とは資産などについて話し合っておかなければと思います。
回答のほうよろしくお願いいたします。
税理士の回答

矢野修平
贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって贈与が成立すると規定してます。
質問者様の場合には、贈与者から直接連絡も受けてもないので、まだ贈与が成立しているとも考えにくいので、即座に贈与税の申告納税にはならないです。
対応としては銀行口座経由で、近日中で、振込返金なされて通帳上に記録を残しておけば十分かと思います。
ただし、手渡し返金は回避された方がいいです。おじい様の通帳に振込履歴のみが残ってしまいますので。
本投稿は、2024年06月18日 17時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。