自動車購入時の贈与税について
車の購入を検討しています。私は買う側です。贈与税が発生するかお聞きしたいです。車両価格は14万円です。ただ、親の扶養に入っており、生活費として年110万以上もらっています。この場合、車を購入したら贈与税は発生しますでしょうか?地方に住んでおり、車は通勤(アルバイト)に必要です。購入費は自分のアルバイト代から出します。
また、車両の維持費は仕送りから支払うと贈与税の対象になりますでしょうか?よろしくお願いいたします。
税理士の回答

菅原和望
こんにちは。
夫婦や兄弟姉妹などの扶養義務者から生活費や教育費に充てるために取得した財産で通常必要と認められるものは課税の対象外となります。
ここでいう生活費とは、その人にとって通常の日常生活に必要な費用をいい、治療費、養育費その他子育てに関する費用などを含んだものです。また、教育費とは学費や教材費、文具費などを指します。
質問者様の場合には、ご両親の扶養に入る程度の収入であり、受け取った金銭は生活費として使用しているものでしょうから、課税の対象とはなりません。そして車が生活必需品(近隣に公共交通機関がない等)の地域であれば、ご両親から車の購入資金あるいは車の贈与を受けても、課税の対象とはならないでしょう。
車を取得するための資金、あるいは、贈与を受ける車が高額である場合には贈与税が課税される可能性がありますが、質問者様の場合には14万円程度の車を検討されているようですので、ご心配は不要かと思われます。
本投稿は、2024年11月10日 02時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。