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新居の費用分担について

実家の母が高齢になったため引き取ることを考えています。夫名義の土地に娘の私が建築資金を出して私名義で離れを建てる予定です。後々私たち夫婦が住む可能性も考えて1人暮らしにしては広めの間取りです。この場合、照明器具やカーテン、家具家電等の費用を母に負担してもらっても税金上の問題はないでしょうか。また今は計画にありませんが境界にフェンスなど設置した場合は誰が負担してもよいのでしょうか。よろしくお願いいたします。

税理士の回答

照明器具やカーテン、家具家電等の費用を母に負担してもらっても税金上の問題はないでしょうか。

ハイ問題はないと考えます。
また今は計画にありませんが境界にフェンスなど設置した場合は誰が負担してもよいのでしょうか。
土地の所有者であろうと考えます。

照明器具やカーテン、家具・家電といった「動産」に当たるものをお母様がご自身で負担されることについては、贈与税の対象となる心配はほとんどございません。これらは建物そのものの価値を形成する固定資産に該当せず、あくまで使用者個人の生活用品として扱われるためです。一方で、建物本体の工事費用や構造と一体化する設備をお母様が負担する場合には、名義人であるご本人への贈与と解釈され得るため注意が必要です。また境界フェンスのように土地の価値や建物と一体的に機能するものは、費用を誰が負担するかで贈与性が問題となる場合があります。したがって、設置費用については事前に税務上の位置付けを確認し、可能であれば土地・建物の所有者負担とするのが安全といえます。

詳しい説明も含めご回答ありがとうございました。

本投稿は、2025年08月21日 16時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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