家族間の口座管理と贈与税についての
家族間の口座管理について、相談させていただきたく思います。
わたしは家族の通帳を管理しております。家族は、夫(サラリーマン)、妻(専業主婦)、上の子(重度の知的障害のある成人)、下の子(23歳)です。
過去に、上の子の口座にあったお金を下の子の口座に移すなど、家族間でお金を何度か移動させたことがあります。金額としては、数百万円からおおよそ700万円ほどになります。下の子が18歳になる際には、口座を一度空にしてから渡しました。また、下の子が18歳になるまでは、その口座も私が管理しておりました。
障害のある上の子のお金については、本人のために私が管理する目的で、夫や妻の口座を一時的に利用したこともあります。
これらの資金移動はすべて、家族の資金管理として行ったもので、贈与の意図は一切ありません。お互いに「あげた」「もらった」という認識もなく、あくまで家族の資金として扱っておりました。
ただ、数年前のことではあるのですが、家族間のお金の移動でも贈与税がかかる場合があると聞き、少し不安に感じております。
このような場合、贈与税の申告や注意点について、どのように対応すればよいか、アドバイスいただけますと助かります。
税理士の回答

井上知裕
・お小遣い、生活費の支援、仕送りとして毎月定期的に支払うもののお金を親族間の相互扶助の精神で行き来しているお金(結果として貯まっていないもの
)に関しては、贈与と認定されることはないです。
・お祝い金やお年玉等で臨時に渡されるお金だけど、一般的にあげることが許される一時金に関しては、貯まったとしても問題ありません。
・それ以外の名目で和ですお金が大きな資産を買う目的だったり、貯まっているようだと、贈与となりますので、こちらは暦年贈与の110万年を超えるかどうかの判定をしてください。
・最悪のパターンは、名義借り認定が良くないので、そうはならないように注意しましょう。
丁寧にご説明いただきありがとうございました。
いただいた内容で、一般的な考え方は理解できましたが、もしよろしければ、私たちの場合についても具体的にご意見をお聞かせいただけますでしょうか。
• 上の子(重度知的障害のある成人)の口座のお金を、本人のために親が管理していたこと
• 下の子(23歳)の口座に、生活費や支援として数百万円~おおよそ700万円を移動させ、18歳の時には口座を一度空にして本人に渡したこと
• 資金移動はすべて家族間で行ったもので、贈与の意図はなかったこと
これらの状況で、贈与税や名義預金として注意すべき点はあるか、また申告が必要な可能性があるかについて、具体的に教えていただけますと助かります。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2025年10月05日 00時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。