妻名義の夫婦の貯金を夫名義の夫婦の貯金口座に移した場合の相続税について
共働き。結婚当初、夫の口座銀行Aから生活費を引き落とし、妻の口座銀行Aは夫婦での貯金にしてました。
3年ほど前から妻名義の口座から一部の生活費を引き落としていました。あくまでも貯蓄という認識。
昨年、銀行Aの妻名義の夫婦の貯金口座からトータル400万を銀行Bの夫名義の貯金口座に移しました。
互いに贈与の意識はなく、金利のいい銀行Bに移したかったという理由です。
今年家を新築することになりました。
HMへの手付金として、銀行Aの妻名義の夫婦の貯金口座から100万円銀行Bの夫名義の貯金口座に入金。(HMの入金のためではなく金利の恩恵を少しでも受けるため)
銀行Bの夫名義の貯金口座から400万振込。
2回目振込。銀行Bの妻個人の貯金をローンの建て替えとして使い、銀行Bの夫名義の貯金口座に200万を移してHMに振込み。
夫婦連帯債務で主契約が夫で夫の口座に借入金が振り込まれます。土地、建物登記は半々。そのため、最後の決済でそれぞれが半分ずつ払ったように、お金を戻そうと考えていました。毎月の返済は夫のみのため、妻が夫に毎月返済額の半分を入金する予定です。
長くなりましたが質問です。
①お互い贈与の意識がなければ贈与にならないと見ました。昨年400万妻から夫の口座に移したのはあくまでも金利のいい銀行への貯蓄目的です。それでも贈与にあたりますか?
②ローン決済時に半々で自己資金を払ったようにするには、借入金から夫の口座に400万、妻の口座に200万戻せばいいですか?厳密には借り入れ金と自己資金で払わないといけないため、口座に戻せるのは額が減ります。半分ずつ払ったような割合でお金を戻せばいいですか?
それとも、昨年の400万が贈与とみなされないように、HMに払った400万は夫の名義だが、元は妻の名義からのお金のため、これまで妻が600万払ったという考えになるのでしょうか?
③司法書士や土地の仲介手数料や手付金はすでにそれぞれの口座から払われており額もバラバラです。ここも半々で分けないといけませんか?自己資金で賄います。
④妻個人の貯金をローンの建て替えとして使ったので、決済時に全額を戻したいのですが、そうなると半々で持分を出したことになりません。非課税枠内で戻せばいいですか?
長くなりましたが、どうかお助け下さい。
税理士の回答

門田睦美
家計費の資金異動については、贈与を認識しないのですが、不動産の購入やローンの返済の場合には、国税は贈与と解釈しているようです。ただご相談者様のように共働きで、生活費など入り繰りがあるばあいについで、その1つ1つの贈与認識はしないと思います。このようなケーズで税務署が贈与認識の為に調査をしたということは聞いたことがありませんが、仮にどちらかが仕事をしていない場合などは持つ分が仕事のない方にもある場合などは質問がくるケースがあるようです。
ありがとうございます。
少し安心しました。
重ね重ねで申し訳ないのですが、質問させてください。
①共働きですが、妻は育児休暇中で、収入が減っている状態です。しかし、妻の収入が減った口座から夫の口座にお金を移動している状態です。怪しまれるのでしょうか?
銀行ABともに貯金の口座からも買い物など細々と使っていました。
夫名義の貯金口座も妻が管理していた状態です。
②
贈与を疑われたとしても、最初の質問内容のように説明できれば、税金は徴収されないのでしょうか?
③
家の完成が来年になりそうです。
贈与税の数え方が1/1〜12/31とみました。そうなるとローンの決済の前に、夫婦で半々に出したように再びお金の移動をしたほうがいいのでしょうか?
それとも、決済時に半々ずつで持ち出したようにお金清算すればよいでしょうか?
重ね重ねで申し訳ないのですが、お答えいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

門田睦美
育児休暇は、一時のことなので、そこまで追求されないと思います。厳密にいえば相談者様の説明になりますね。決済時には確かに持ち分のように送金するほうが理想的なのでしょうが、そこまで全部見ることはほぼないと思います。事業でもしていない限り精査されることはないと考えます。
ありがとうございます。
では、決済時に持分半分で出したように帳尻を合わせて各口座に借入金の残金を戻しておけば万全ということですね!
その前の年の貯金の移動はとりあえず移動しただけと考えて、今年度移した額のみで帳尻を合わせればよろしいでしょうか?
なんどもすみません。
きっと心配しすぎですよね‥
何度もすみません。
万全を期して行うとすれば、半々で出したようにするならば、今年のうちにお金を半々出したように移動し直す必要は無く、来年の完成時の決済時にやれば良いでしょうか。
本投稿は、2018年11月02日 22時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。