親の財産で住宅ローンの一部を返済
5年程前に東京都内にマンションを購入し、75歳までの住宅ローンを組みました。今現在、まだ約1500万のローンが残っている状況です。先日実母から、母の銀行口座にあるお金を住宅ローンの返済に充ててもいいとの提案がありました。こういう場合、どれぐらいの税金がかかり、その手続きはどの様にすればいいか教えていただきたいと思います。因みに母は数年前から、高齢者住宅で一人暮らしをしていて、収入は一切ありません。また母の預金残高は約1000万円あります。
税理士の回答

お母様の預金1000万円を使って単純に相談者様の住宅ローンの返済を行なってしまいますと、相談者様に177万円の贈与税が課されます。
この贈与税を回避する方法としては、「相続時精算課税制度」で贈与していただくことが考えられます。この方法を選択してお母様から1000万円を贈与していただき、そのうえで住宅ローンの一部を返済していただければ177万円の贈与は回避できます。
ただし、贈与税の申告が必要であること、将来の相続税の計算にこの贈与分を加算することなど、注意点がいくつかありますので、実行の際は事前に専門家(税理士)に御相談されることをお勧めいたします。
大変参考になりました。また不明点があれば、教えを乞いたいと思います。
本投稿は、2018年12月17日 07時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。