住み替えの際の贈与税について
現在住んでいるマンションを売却し、中古マンションへリフォーム後に引っ越そうと計画しています。
既に次のマンションは契約段階で、ローンの審査待ちです。
そこで贈与税についてですが、
現在のマンションは妻名義で1200万円程度で売却予定。その資金は夫名義の次マンションの頭金に充当します。
夫名義で2300万円の住宅ローンを申し込みました。その後、妻名義でリフォームローン400万円を組む予定です。
この場合には、どこに贈与税が発生しますか?また、発生した贈与税を回避する手段はありますか?
お金の流れが複雑で贈与に当たるかどうか分かりません。
よろしくお願いします。
税理士の回答

・土地、建物の登記の名義が夫のみの場合
1200万円と400万円が贈与に当たります。
回避方法
その1.負担額に応じて、妻との共有持ち分にする。
その2.贈与税の配偶者控除を利用する。
(婚姻期間が20年以上の場合)
居住用の不動産を贈与したときの配偶者控除を適用すると
居住用不動産の取得費用のうち2000万円までは贈与税が掛かりません。
早速の返信ありがとうございます。
確認なのですが、
来月でちょうど結婚20年目に突入するのですが、配偶者控除の適用は物件の引き渡し完了日でよろしいのでしょうか?
よろしくお願いします。

婚姻期間が20年を過ぎた後の贈与が対象となります。
『結婚20年目に突入』は、婚姻期間19年以上ではないでしょうか?
贈与後に、物件の取得をする必要があります。
また、配偶者控除の適用には贈与税の申告が必要で
2020年に行った贈与については、2021年3月15日が期限となります。
ありがとうございます。
丁寧な説明でよく分かりました。
配偶者控除の対象にならないので
あれば名義をどうするか再考します。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年09月11日 11時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。