祖母から孫への贈与
贈与税について質問です。
2年前に義母が、孫(私の子供3人)に
各100万を孫名義のゆうちょにそれぞれ入金してくださいました。一対一で110万まで非課税なのは存じています。
ですが、ゆうちょは預金利率が悪くて、
全部おろして、まとめて300万を
利率のいいとこ(主人の銀行)に移して、何年後かに3人に入金してあげたら良いかなと思いました。
ただ、親が管理してはいけない為、
そのまま放置するしかないのでしょうか?
利率の良い銀行に、子供たち名義で各々新たに口座を作り移すのがいいのか、そのままにしておいた方が無難なのか。
アドバイス宜しくお願い致します。
税理士の回答
贈与と疑われるかは、最終的に税務調査の問題です。
名義はたいへん重要なもので、たとえば300万円をまとめてご主人の口座に入金すると「子からご主人への贈与」あるいはもともと「母親からご主人の贈与」だったのではないかと指摘される可能性があります。
どれだけ利率が異なるのか分かりませんが、そのままにしておくのが無難ではないですか。

親が管理してはいけない為、
そのまま放置するしかないのでしょうか?
→お子様が未成年であれば、お子様の財産は親権者である親御様が管理していただいて問題ございません。
利率の良い銀行に、子供たち名義で各々新たに口座を作り移すのがいいのか、そのままにしておいた方が無難なのか。
→未成年であるお子様の財産ということを前提として、親権者であるご相談者様の判断で他の口座に金銭を移動していただいても構いません。
ご返答ありがとうございます。
では、一年ごとに子供の口座から100万ずつ
主人の口座に移しても問題ないのでしょうか?
その場合、子供から親への贈与、義母から実子(主人)への贈与)と見られても、
特段指摘される事はないですよね?
義母は、好きに動かしてもらって構わないと言ってくれています。
実際、どうしても移したいというわけではないのですが、ご参考までに、ご教授のほど宜しくお願い致します。
利率的には、現在0.30%のところに、
他の余分な貯金と合わせて1000万を
旦那名義の定期預金しようかと思ったのですが。
ゆうちょだと0.002とかなので。
贈与契約書などがなければ、贈与と主張しても目に見えないものです。
また、親族間の契約書はいくらでも作成できますので信ぴょう性が問われますので、立証が困難なのです。
税務署は、客観的な預貯金名義を基に贈与を指摘します。
毎年100万円ずつ移動すれば贈与であっても子からご主人への贈与税はかかりませんが、もともとの300万円が母からご主人への贈与だったのではと疑われる可能性がないわけではありません。
再度申し上げますが、名義のことなる口座への安易な移動は厳禁です。
どうしても移したいわけではないのであれば、お子様名義のままにしておけば将来お子様も喜ぶのではないでしょうか。
お忙しいところ、ご返答誠にありがとうございます。税に関しての知識が全く無く申し訳ございません。
もともとの300万円が母からご主人への贈与だったのではと税務局から疑われ指摘されると、
300万に対して贈与税がかかり、生前贈与としての節税対策が無意味になるという解釈で宜しいでしょうか?
ちょっと違いますかね?
定期預金で増やそうと思いましたが、
中田先生のおっしゃる通り、
子供たちの通帳は、そのままにしておきます。(。>﹏<。)
お考えのとおりです。
節税対策は生前(暦年)贈与のほかにもいくつかあります。
是非、相続税分野に強い税理士に相談しながら、税務署に別の解釈がされないような適切な対策を行うことをおすすめします。
本投稿は、2022年02月18日 11時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。