住宅取得資金贈与を活用して父親から土地を買うことについて
父親が保有する土地を受け継いで、そこに自身の家を建てることを考えています。
その土地は現在、父親が保有する店舗が建っていて貸し出していますが、近々更地になる予定です。
住宅取得資金贈与を活用して
まずは土地代の現金を父親から受け取り
その現金で上記の土地を住宅建設を目的で父親から購入するという取引を考えています。
贈与税がかからないようにして土地を受け継ぐことが狙いです。
このやり方は問題はありますでしょうか。
先生からアドバイスいただけますと幸いです。
税理士の回答
親族からの譲り受けは住宅取得等資金贈与の対象にはなりません。
また、お父様から贈与された資金でお父様所有の土地を購入すればお父様にお金が戻ることになり、結局は土地を贈与したことと同じことになりますから贈与税の課税対象となります。
前田先生
ご教授いただきありがとうございます。
今回のご回答について、私がやろうとしたことは「そのやり方はダメです」とどこかに明確に書いてあるのでしょうか。
それとも書いてはいないが、法律の趣旨等からの先生が総合的に判断されたのでしょうか。
素人の私は制度の上っ面だけを理解して、じゃあこうやれば良いのでは?とつい考えてしまいます…。
法令(租税特別措置法第70条の2第2項第5号、租税特別措置法施行令第40条の4の2第7項、他)と常識的に考えての私の判断での回答です。
前田先生
ご回答ありがとうございます!
やはり租税回避を目論む
不自然な取引きになりますよね。
大変勉強になりました。
本投稿は、2022年05月31日 20時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。