株価対策を目的として法人で取得した取得後3年以内の土地建物の評価についての質問
10月決算法人を運営しております。両親が出資した分の株価を引き下げる対策として土地建物の購入を考えております。ところで3年以内に取得した土地建物は通常の取引価格で評価するという規定があると思いますが、この3年という期間は取得日から3年ということでよろしいでしょうか。決算月やその他の要因で3年の期間算定は変わるのでしょうか。取得日につきましては完成後速やかに賃貸物件として運営しているという考えでおります。
税理士の回答

財産評価基本通達185におきまして、「評価会社が課税時期前3年以内に取得又は新築した土地等・家屋等の価額は、課税時期における通常の取引価額に相当する金額によって評価するものとし・・」となっております。この3年間は、土地等家屋等の「取得の日」から「課税時期」までの期間であり、決算月等によって算定期間が異なることはありません。
自社株評価の純資産価額方式においては、法人が購入した賃貸物件が取得日から3年経過するまでは通常の取引価額で評価することになりますが、3年経過した時点で相続税評価額での貸家建付地と貸家の評価となります。
よろしくお願いします。
ありがとうございます 無闇に株価を下げれば良いというわけでわないのですが、投資と株価対策が連動するような形を取りたいと考えております。
本投稿は、2015年06月21日 12時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。