祖母から生前贈与を受けたのち、祖父から生前贈与を受けると税金はかかりますか?
昨年父のとりつくろいで、祖母から110万円(ぴったり)の(兄弟で)生前贈与を受けました。
(私は祖母の実の孫です。)
(祖母の健康・長生きが続けば、毎年してくれる事になりました。)
1回目の贈与の際は、一旦現金で私の銀行口座に振り込まれ、父の意向で生命保険(年払い:実質90万程度)を組むこととなりました。
(兄弟の生命保険が、死亡したら互いに保険金を受け取れる物になっています。)
(祖母が亡くなったり、生前贈与が不可能になったら解約して、解約返戻金がそのうちの1年目ならば60%程度戻ってきます。長いほどその%はあがります。)
ただ、祖父母の体調が思わしくなく、またボケが始まりそうなので、意識がしっかりしているうちに、生前贈与をもっと進めたいと思っています。
(詐欺被害にあったりしたので、他人に取られるぐらいなら子にと父が考えています。)
そこで、祖父からも生前贈与をと検討中ですが、この場合税金はどのようにかかるのでしょうか?
110万というボーダーがあると思うのですが、それは貰う人間のお話でしょうか?
それとも、与える人間(1人)側のボーダーなのでしょうか?
加えて、祖母からは去年10月にもらいましたが、10月より前に祖父から貰うと税金がかかるのでしょうか?
その他、貰った日付から1年間なのか、それとも1月なり4月なり(年度?)のスタートから1年なのでしょうか?
ご回答宜しくお願い致します。
税理士の回答

贈与税は、財産を貰う人を中心に考えます。
1/1から12/31の間で贈与された財産を合計して、その額が110万円を超えると、超えた額に対して累進税率で贈与税が課されます。
お祖母様は財産をあげる人になりますので、相手が個人であれば誰に何をあげてもお祖母様には税金の問題は生じません。
去年(同一年に)、お祖母様とお祖父様から贈与を貰っていた場合には、お二人からの贈与額を合計した額が110万円を超えていると贈与税の申告納税が必要になりますのでご留意ください。
本投稿は、2018年04月04日 07時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。