「持ち株会社の作り方と、メリット」
2社小さな会社を持っています。(A社、B社、ともに100%株主)
A社を親会社 持ち株会社として、B社を子会社としたいです。
私の持っているB社株式と、A社の資本(株)を増やして、それを、適格株式交換すればよかったでしょうか。
また、メリットとしては、相続税対策として、自社株式の引き下げができる(純資産価額の37%が控除できる)でよかったでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご記載の文面のみでの判断となります。
A社の増資後もB社との完全支配関係が継続され、金銭等不交付要件等の適格要件に当てはまれば、ご記載のような株式交換は可能かと思います。
純資産価額の37%控除は、時価純資産額と簿価純資産額の差額から控除されるものであるとご認識いただいているかと思います。A社もB社も純資産価額方式によるものであれば、A社保有のB社株式は時価と簿価の差額について37%控除が適用され、A社株式の評価についても同様に適用されると思いますので、結果としてB社株式がA社の持株会社化前より下がる可能性はあると思います。
具体的なメリットは、AB両社の現時点の財務状況やそれぞれの業績見通し等によるストラクチャーの検討をしてみないと判断はできません。
専門家としてのご意見、ありがとうございます。
前提として、財務状況と業績見通しにより検討してみないと、良いか悪いか判断はできないということですね。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年04月15日 20時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。