祖母の相続について
祖母が高齢(93歳)の為、相続について切りだそうと考えております。
しかし、まずは何から手を付けていいのかわかりません。
まずは調査から始めるべきなのでしょうか。
もしくは、贈与という形が良いのでしょうか。
税理士の回答

今年から相続税の基礎控除額が次に様に引き下げになりました。
・相続税の基礎控除額=3000万円+600万円×法定相続人の数
従いまして、まずは、お祖母様の財産を把握し、相続税がかかるのか、かからないのか、かかるとしたらどれ位の金額になるのかを知ることが必要と考えます。
相続税額がわからないと、贈与するにしても、誰にいくら贈与すれば良いのかが明確になりません。
可能であれば、お祖母様の財産評価と相続税の試算を行って現状分析を行うのが望ましいのですが、簡便的に把握する方法としては、①不動産をお持ちであれば、毎年の固定資産税の納税通知書に記載された評価額から推定する、②預貯金等であれば、通帳等より残高を確認する、③生命保険金等であれば、保険証券等から金額を確認する、などの方法があります。
また、贈与する場合には、贈与者と受贈者の「合意」が必要ですので、両者の自署捺印のある贈与契約書を作成するようにしてください。契約書がなく、単にお金だけが移動しているとか、名義だけが変わってというのは、後々問題を残すこととなりますのでご留意ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年01月14日 19時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。