両親と賃貸に同居している場合の家賃負担について
両親が高齢となったため現在同居をしております。しかし私(両親の息子)の職場が、両親の持ち家から離れているため、持ち家とは別の二世帯向けの賃貸住宅に同居しています。
この賃貸の契約主は、契約から最初の5年間は会社名義となる予定ですが、6年目以降は私に名義が変更される予定です。また、最初の5年間、会社の規定により、半額(月額約12万)のみを会社負担、残り半額は、私が負担することになっています。月々の給与から約12万円を天引きという形になります。
ここからがご相談したいことになりますが、将来両親が亡くなった場合に、現金を相続したら相続税がかかるため、同居している家賃をできれば全額両親に負担してもらい、私は自分の給与を貯金しておくことで、贈与や相続額がなるべく小さくすることができないかと考えています。
ネットの記事で、生活費を親が負担することは贈与にあたらないようなものを見かけたのですが、契約主が会社名義となるため、実際の金銭の流れとしては、両親から現金を私に渡してもらうことになります。
そこで以下を質問させていただければと思います。
1)この家賃負担は贈与となりますでしょうか?
もし贈与となる場合には、さらに以下の観点で教えていただけますと幸いです。
2)親からもらう家賃が年間一定額以下であれば贈与には当たらないでしょうか?(ネットを調べた限り110万円?なので、12万円全額ではなく例えば10万円なら問題ないのか?)
3)もし会社契約がネックとなる場合、上記のとおり、5年目以降は会社から私に契約が変更される予定となっていますため、変更後であれば私が全額立て替えた上で、両親から家賃を負担してもらうことに税金は発生しますでしょうか?
なお、現在のところ、両親は扶養家族に含めておりません。もしこのあたりも関係するようでしたらアドバイスいただけますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答

川村真吾
同居であれば生計費支援ということで問題ないように思います。別居であれば贈与とされる可能性もあります。契約の形や扶養かどうかは直接は関係ないように思います。
本投稿は、2021年04月30日 17時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。