個人事業を引き継ぐ場合の借り入れ残高など
父の個人事業を引き継ぐのですが、銀行借り入れもそのまま引き継ぎます。
銀行より、父の廃業時と私の開業時の貸借対照表の開始残高を提出するようにと言われました。
個人事業主なので、父の廃業届と、新たに私の開業届けを出して新しく事業を始めるように処理していくと思っていたのですが、そうすると私の開始貸借対照表というの、0になると思います。
・賃借店舗で小売販売をしていますが、引き継ぐのは銀行残高だけで良いのでしょうか?
・引き継ぎ方は、残高をそのままで良いのでしょうか?
・この場合、借入を引き継ぐことで何か税金は発生しますか?
税理士の回答

川村真吾
父の廃業時の貸借対照表のうち何を引き継ぐかは当事者次第です。簿価=時価と仮定して残高をそのまま引き継ぐ場合、資産>負債であればあなたに資産ー負債ー110万に対して贈与税がかかり、資産<負債であれば父に負債ー資産に対して譲渡所得税がかかります。
本投稿は、2020年12月12日 21時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。