相続税対策 末期癌祖父の愛人判明 使途不明金
よろしくお願いします。
末期癌の祖父に20年来の愛人がいることがわかりました。意識がなくなる直前に打ち明けられました。祖父が亡くなった後に相続税の税務調査が来ると思いますが、その際に使途不明金が出る可能性を心配しております。この時期に何か文章で残すなど税務調査に備えて今やるべきことはありますでしょうか。
祖父は意識がなくサインはもう出来ません。口頭であったのでそれを証明できる手立てもありません。ただ使途不明金を数年後に指摘された時にあの時そう言ってたでは税務調査の方に相手にもしてもらえなそうでありここで相談させてもらいました。
愛人の方はどなたかはわかりません。
もし愛人が誰がわかればとも思いますが、愛人だったと証明するものもないですし、現金で渡していたと考えられます。
税理士の回答
お爺様がメモできないなら、あなたがその口頭でお聞きになられた内容、日付、場所などをメモに残して頂けないでしょうか。
愛人が誰かわからないことから、今回の相続では財産を相続しないと仮定しますと、その金銭等はもうあげてしまっているものなので、相続財産ではないと考えます。愛人がどこの誰かわかっており、贈与税の申告もしていれば証拠があるのではっきりしますがどこの誰かわからないとそもそもみつけられません。
使途不明金だからと言って何の根拠もなく相続財産に加算されることはないでしょう。贈与してしまったものには原則として課税されません。
知らなければ知らないとしか言えませんから、お爺様に聞いた内容をそのまま正直に調査官に伝えるしかありません。
本投稿は、2017年12月02日 15時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。