遺産分割協議書の書き方について
遺産分割協議書の書き方について教えてください。
①相続人Aが土地、建物、◇◇銀行の預金、その他すべてと
相続人B、Cが100万円ずつ○○銀行からもらって、その残りをAが相続する
という内容にしたいのですが、下記内容で大丈夫でしょうか。
②預金の項目が分かれるとおかしいでしょうか。
③家財一式や、葬式費用等の項目は加えたほうが良いですか。
それとも記載なき遺産はAが相続するの一文で問題ないでしょうか。
④もしほかに良い表現や加えたほうが良いものがあれば教えてもらえないでしょうか。
⑤◇◇銀行の預金のすべて、という表現は大丈夫でしょうか。(金額を書かないほうが良いというサイトがあったためすべてとしていますがどうでしょうか)
何卒ご教示の程宜しくお願い致します。
相続人Aは、次の財産を取得する。
土地 -----
建物 -----
預金 ◇◇銀行 普通 ○○ のすべて
以下の遺産については、相続人Bが百万円、相続人Cが百万円、その残りを相続人Aがそれぞれ取得する。
預金 ○○銀行 普通 ○○
本協議書に記載なき遺産及び後日判明した遺産については、相続人Aが取得する。
税理士の回答
誰が何を相続するかは具体的に記載する必要があります。よって、預貯金もどの口座であるか指定する必要があります。
なお、分割協議の対象対象となる財産は死亡時の残高を基にしますので、預金残高を書かなくても金額は確定しています。
家具一式も相続財産であり、葬儀費用等負債も相続財産です。これを「その他記載なき遺産」としてしまうと、Aがすべて引き継ぐということになります。その表現がいいかどうかは相続人同士で決めればいいことです。
また、「相続人Bが百万円、相続人Cが百万円」という書き方ではその資金がどの相続財産からなるのかわかりません。「○○銀行△△支店普通預金口座№✕✕✕✕✕✕✕の残高のうち相続人Bが百万円、相続人Cが百万円を相続する」と記載する必要があります。
本投稿は、2024年09月17日 00時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。