田舎の土地の相続税
相続手続きについては既に司法書士に依頼していて、そちらの方の税理士が多忙のため依頼拒否して来た。
愛媛県宇和島市に複数の土地があり相続税額を調べるにあたり現地調査が必要とのことなのですが、私の住まいの近くより現地の税理士さんの方が調査などがしやすいですか?
税理士の回答
一般的には、貴殿が持っている固定資産税通知書の中に記載されている「現況地目」を採用します。
これは、登記地目ではなく役場の職員が現況をそのように判定しているからです。
現地の調査が必要というその内容やレベルがわかりませんので、これ以上の回答はできませんが、予測としましては、傾斜地部分の評価減額があり、高低差について現地確認をしたいとか、役場の現況と会わない部分があるとか、他にも様々なケースはありますが、現在では、ネットで官公庁が発表している確認可能なものもありますから、それらを利用した計算方法もあります。
そういったことがわからず、時間がかかると判断されたのかもしれませんが憶測の話をしても進みませんから、まずは、お住まいに近い資産税関係で専門的な税理士さんをお探しになられることをお勧めします。
もちろん、固定資産税通知書を見て図面や航空図など確認可能なものを見るだけで、すぐに計算できそうかの判断は、容易にわかると思います。
よって、その場合は、遠方の税理士さんと書類を郵送やり取りする方法も可能だと思います。
回答は以上とします。
宇和島市の路線価図による評価方法は、同じ町名であっても「路線価」が適用される地区と、「倍率表」が適用される地区があるようです。
すべて「倍率表」が適用される地区においては、土地評価額は、固定資産評価額を基に計算されることになりますが、必ずしも地元(お近く)の税理士に限られないと思います。一方「路線価」が適用になる地域では、土地の形状が不整形地であるとか、土地の高低差がある等、評価に大きな影響がある場合は、現地調査が必要になってくることを考えますとお近くの税理士が望ましいと思います。
本投稿は、2025年11月27日 10時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







