資産管理会社への融資と運用を通じた相続税圧縮スキームについて
Twitterでどなたかがつぶやいていた事をヒントにしたのですが、
相続財産の圧縮を目的として資産管理会社の活用を考えています。
スキームとしては以下の通りです。
①自分の持ち分が1、子供の持ち分が99の法人を設立する。
(子供の分は議決権のない優先株が望ましい)
②自分から法人に対して低利または無利子での融資を行う。
③法人は融資を原資として株式などでの運用を行う。
④これを30年続ける。
株式ですのでアップダウンはあれどTOPIXやS&P500などインデックスに
投資していれば、保守的に見積もっても年間5%程度のリターンは期待
できるでしょう。
②の融資は贈与ではありませんので、適正な利子、元本の返済があれば
非課税のはずです。(正確には利子部分は自分の雑所得に)
形の上では、子供が99%を保有する資産管理会社がリスクを取って
借金を行い、それを運用して利益を出しているという構造ですので、
運用益にかかる税金以外は子供の財布に貯まり続ける事になります。
(800万以下なら軽減税率なので税負担も大した事ない)
また、自身に資金が必要になった時(たとえば住宅購入や子供の進学
など)は融資の返済という形にすれば資金移動に税金はかからないはず
です。
仮に子供の出生と同時に資産管理会社を設立し、1億円を融資したとすると、
30歳で結婚・出産する頃には複利で4億円を上回る事になります。
さらに同じスキームを子-孫の間で行えば、孫法人に4億円を融資して
その30年後には17億円になります。
そんなにうまい話があるだろうかと思ったのですが、自分で考える限り、
特に穴があるとは思えません。
「子供の出生と同時に1億円を用意する」さえクリアできれば、3世代で
ビリオネアに到達できる夢のある話に思えたのですが、税務的に見落とし
などないでしょうか?
税理士の回答
国税OB税理士です
相続税対策というより、資産運用のご相談でしょうか?
どのカテゴリなのか微妙なのですが、このようなスキームをTwitterで見かけて、確かに運用原資を子供に贈与する事なく(つまり贈与税を回避して)、しかも一定の判断力がつくまでは手綱を握ったまま、子供や孫の資産を増やしていく事は可能に思えたのですが、本当に有利ならもっとやっている人がいても良いハズなのに何かトラップはないのか・・・?と素人目には疑問に思いましたもので。
渡邊俊雄
融資したお金は貸付金として相続財産になります。
財産の圧縮になっていないと思います。
個人運用よりは、法人で運用できるのはよいと思います。
はい、元本だけで見ると相続財産の圧縮には全くならないのですが、
本来なら30年かけて運用で増やせる分を放棄しているのと同じですので、
このスキームは美味しい!と思いました。
あとは、毎年110万円の贈与で貸付金と相殺するみたいな方法もあり得るでしょうか。
本投稿は、2026年06月04日 23時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







