非上場株式の配当について
非上場株式の配当を出すことで
その会社の株価が上がるとはどういうことでしょうか?
配当を出すと株価が上がり相続時に不利になる可能性があるという
内容の記事を見てピンとこなかったので質問させて頂きました。
税理士の回答
非上場株式の評価をする際に、類似業種比準価額と純資産価額を基に計算します。
なお、類似業種比準価額の計算の上で、非上場会社の利益金額、配当金額及び純資産価額の3つの金額を基に評価をするため、配当を出すと類似業種比準価額が上がる可能性があるので、株価が上がると記載しているのだと思います。
髙橋先生
ありがとうございます。
調べてみたところ、類似業種比準価額の計算では
直前期末以前2年間のその会社の剰余金の配当金額を
基にするということだったのですがこれは不測の事態を除いて
数年程度で相続が発生する予定がなければ配当を出したとしても
あまり気にしなくてもよいものでしょうか?
株価についていえば、配当を出すことによって会社の純資産価額が減少しますので、株価は下がることになります。
株価を今のうちに下げておきたいということであれば有効ですが、配当を受け取ることで対象の方の資産が増えることにもつながります。
本投稿は、2022年02月09日 13時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。