個人事業税が来たことがなかったのですが…
個人事業税についてお尋ねの問い合わせが県税から書類で来ました。
今までに個人事業税の通知書が来たことがありませんでした。
IT系に近いので課税対象だと思っておらす困惑しています。
そこで質問です。
①もし課税対象の業種と判断された場合は過去にさかのぼって請求されるのでしょうか?
②さかのぼって請求される場合は延滞金などかかるのでしょうか?
調べたりしたのですが分からず困っております。
教えていただけたら幸いです。宜しくお願い致します。
税理士の回答

はじめまして。税理士の矢野と申します。
ご質問の件ですが、事業税については事業主控除というものがあります。これは全ての業種が申告した所得金額から290万円の控除が認められております。
おそらく過去の申告ではこの金額に満たなかったのではないでしょうか。
税務署に提出された確定申告書は県税事務所と連携がとられますので、この事業主控除を超えておられたら毎年事業税が賦課されるはずです。
また、今年にお尋ねが来たということですが、こちらは県税事務所側が初めて相談者様に事業税を賦課しますので、どういった事業内容かの確認かと思われます。
事業税は、事業種ごとに税率が変わりますので、県税職員がどういった事業か申告書から判断できない場合には、こういったお尋ねがあります。
事業税の賦課決定の通知は8月頃に届きますので、ちょうどそのお尋ねかと考えられます。
ご回答ありがとうございます。
詳しくご説明いただき非常に助かりました。
重ねてもう一つお伺いできれば幸いです。
事業内容は
自らのアイデアで絵画を描いたり、立体物を彫刻し、それらをデジタルデータ化しクライアントに納品しています。
それがTV、ゲーム、本など色々なメディアで使われます。時には展示されたりなど媒体が広く、ただ鑑賞されて終わる場合も多々あります。
なのでITなのか画家(芸術家)なのか既存の職業に当てはまらずどう記入しようか悩んでいます。海外では私のような職業をアーティストやペインターと呼んだりしますが国内だと同じような肩書の方はあまり聞いたことがありません。なので悩んでいます。
今までは「メディア開発業」と大まかなくくりで書いていましたが私のケースはどのように書くのが良いかアドバイスをいただけないでしょうか?

質問者様
おそらく県税事務所側も、どのビジネスに当てはめたらいいのか困っての「お尋ね」かと思います。
お尋ねに連絡先があると思いますので、そちらに一度お問合せ頂き、上記文面の内容をお話頂くのはいかがでしょうか?
職員が親切に誘導してくれると思います。
実際、渡しも事業内容を文面説明できないときは直接連絡します。
アドバイスいただき誠にありがとうございます。
悩んでいたので実際に直接先方へ聞いてみようと思います。
この度はありがとうございました。
本投稿は、2024年06月17日 17時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。