住宅ローン一括返済2300万円は税務調査が入りますか?
住宅ローン2300万円を一括返済しようと考えています。
税務署の税務調査の入る可能性は高いですか?
税理士の回答

一般的に税務署は、借入金の一括返済等の情報は、収集しています。所得の状況によると思います。
回答いただきありがとうございます。
今年度中の一括返済を予定しており、ここ2~3年ほどの夫婦合わせての所得は年間800万円ほどです。
税務調査が入る可能性はあるでしょうか?
一括返済の資金(2300万円)の出所に税務署が疑問を持つ可能性が考えられます。
返済資金がどのように調達できたのか、説明ができるように準備しておくことが必要と考えます。
回答いただきありがとうございます。
出所は定期貯金と貯蓄型の保険の解約返戻金です。
それ以上さかのぼって調べられることはあるのでしょうか?

所得税の時効は、7年間になります。それ以上、遡る事はありません。
定期貯金と貯蓄型の保険の両方が、相談者様の資金で出来上がったことが説明できれば、それ以上の調査には至らないと思われます。
相談者様の資金以外で定期貯金や貯蓄型の保険が形成されているケースが場合には、贈与税の問題に繋がりますので注意が必要です。
回答いただきありがとうございます。
住宅ローンが夫と半分の共同名義となっています。
定期貯金や貯蓄型保険は妻名義のものです。
夫に一括返済額の半額を貸与する形で借用書を作成しておけば問題ないでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
住宅ローンがご主人と奥様と半々の場合において、奥様の資金でローンの全額を一括返済されますと、奥様からご主人に返済資金が贈与されたとみなされて、ご主人に贈与税が課されることになります。
贈与税を回避するためには、ご主人の返済分に関しては、奥様とご主人との間で「金銭消費貸借契約」(借用書でも結構です)を作成し、約定通りに返済を行なっていただくことが必要になります。
なお、書類の作成だけで返済が無い場合には贈与とみなされる危険性がありますので、借入金の返済を実行していただくようお願いします。
大変参考になりました。
ありがとうございます。
本投稿は、2019年06月03日 15時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。