税務調査の受け答えについて
税務調査の際、取引先から脅され、調査官に対し本来の内容とは異なる返答をした場合、脅された側は罪に問われるのでしょうか?
税理士の回答

国税通則法という法律に税務調査について定められています。
あくまでも任意調査という位置づけですが、協力しない・偽りの答弁・正当理由なしに拒否するなどは、1年以下の懲役または50万円以下の罰金の可能性があります。いわゆる受忍義務があるということです。
当然調査官の告発を受けて立件されます。
ご質問の調査での返答が該当するかは、当事者でないと判断できないと思います。調査に立ち会った税理士に確認してください。
調査には、反面調査と言って取引の相手方も当然調査対象になりますので、井上文雄税理士事務所としては、それとなく調査官に話すこともよいと思います。
なお、査察調査や滞納処分の捜索は、別の法律により強制調査と言われています。
本投稿は、2019年06月13日 10時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。