税務調査
主人の祖父が去年亡くなり、先日主人の母の元へ税理士さんが来たらしく税務調査をしますと言いに来たらしいです。
祖父が持っていた財産の合計が合わないらしく、生きている時に結構な金額を金のコインに変えていて自分の子供(主人の母やその兄弟)や、孫(10人)に渡していたらしいのですが、その事を知った税理士さんが尋ねてきたらしく、お孫さん(主人)たちも調査しますから。と言われたらしいのですが、何を調査されるのでしょうか?
主人も義母も生きている時に貰っているものなので遺産相続とは関係ないですよね?
"税務調査"と調べたら徹底的に調べられるみたいなことばかり書いてあり、やましいことがある訳ではないのですが悪いことしているかのように不安になってしまいまして。
教えて頂きたいです。
税理士の回答

中島吉央
税理士ではなく、税務署の調査官だと思います。
まず、贈与が成立していたのかどうかです。次に、成立していたならば、贈与税を支払っていたのかどうかです。そして、相続などにより財産を取得した人が、被相続人からその相続開始前3年以内(死亡の日からさかのぼって3年前の日から死亡の日までの間)に贈与を受けた財産があるときには、その人の相続税の課税価格に贈与を受けた財産の贈与の時の価額を加算しますが、それを加算していたのかどうかです。
恥ずかしながら無知すぎて贈与税というものがあることすら知りませんでした。結婚のお祝いで貰ったみたいなのですが、既に売ってしまって15万円程度だったらしく、それが2年前くらいです。その場合なにか支払わなければいけないものは何がありますか?
それと調査というのは家の中を隅から隅まで調べられたり、通帳を全部見られたりするのですか?

中島吉央
常識の範囲内であれば、結婚祝い金については、とやかくいわれることはないです。ただし、相当数の人に贈与をしているとのことですので、贈与税がかかるものなのに払っていなかったり、相続財産に加算しなくてはいけないものや、または、贈与じたいが成立していなく被相続人のものとみなされるもの等の場合があるとも考えられます。
調査といっても、おそらく任意調査でしょうから、そんなに無茶なことはされません。今更ジタバタしてもしょうがないので、何か尋ねられることがあったら、事実をいえばいいだけです。
なお、相続税の申告をした税理士がいるならば、その税理士に連絡して対応を相談されると良いでしょう。

中島吉央
なお、売ってしまったものに関しては、取得価額が質問者さんには、どっちにしろわからないと思いますので、調査の進展を待ったほうが良いと思います。
任意調査とは基本的に口頭で質疑応答なのですか?
遺産相続をした本人ではない孫が調査されるのは当たり前のことなのですか?
私たちに直接連絡が来たわけではないので、今後の動きを待ってみます。

中島吉央
私自身が相続税の申告に関わっておらず、また、調査対応しておらず、あくまでもネットでのご相談なので、調査がどこまで及ぶかはわかりません。
とりあえず、今後の動きを待って、それでも不安なら、相続税申告をした税理士がいるなら連絡を取るのが良いと思います。
本投稿は、2019年11月28日 15時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。