2点ご質問:接待交際費の領収書裏と摘要の書き方につきまして
仕事の関係者とレストランで食事をした場合の、領収書と帳簿の摘要欄の書き方に付きまして2点ご質問です。
1.以下の記録方法で問題ございませんでしょうか?
・領収書の裏に、食事をした相手の名前と人数を書く
・帳簿の摘要には、食事をした店舗名のみを記載する(勘定科目:接待交際費)
2.税務調査において、上記1の記録方法で問題になることはございませんでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

1人あたり5,000円以下の飲食費や接待飲食費のうち50%を経費にするためには、帳簿や領収証などに一定の事項を記載する必要があります。
記載する項目は、
・飲食のあった年月日
・参加者の氏名または名称及び関係
・参加者の人数
・飲食費の金額
・飲食店の名称及びその所在地
・飲食費であることを明らかにした事項
です。
そして、上記のうち、「飲食費のあった年月日」、「飲食費の金額」、「飲食店の名称及び所在地」は、一般的な領収証であれば初めから記載されているでしょうから、「参加者の氏名または名称及び関係」など上記の項目で記載されていない項目について、記載するだけになります。
なお、
1人あたり5,000円以下の飲食費で
最低でも1人は社外の人間が参加している
場合には、その飲食代を交際費に含めない(会議費)ことができます。
承知いたしました。ありがとうございます。
「参加者の氏名または名称及び関係」
は帳簿の摘要には記載せず、
領収証の裏に記載しておけば問題ない、という認識でよろしいでしょうか?
よろしくお願い致します。

求められているのは、法人税法上で整理・保存が義務付けられている帳簿書類(総勘定元帳や飲食店等から受け取った領収書、請求書等が該当します。)に記載することなので、帳簿か領収証等のいづれか一方のみでもいいということになります。
承知いたしました。助かりました。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年01月12日 16時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。