源泉徴収に関する記入の仕方
去年開業の個人事業主です。
源泉所得税及び復興特別所得税に関してですが、雇用者がいない状態です。納付税額がない状態でも所得税徴収高計が必要になるらしいのですが、記入方法がわかりません?
また、給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表についても雇用者がいない状態ですが、こちらも記入方法がわかりません。
教えていただけると幸いです
税理士の回答

長谷川文男
給与を支払っていない個人事業主は、源泉徴収義務者ではありません。
源泉所得税及び復興特別所得税の事務は不要です。
今後も、支払う見込みがない場合で、給与支払事務所等の開設届をしている場合は、廃止届をしてください。
今後、支払う見込みがある場合で、たまたま報告期間に支払いが0の場合は0円で徴収高計算書を税務署に提出します。
雇用者がいない場合でも、ご自分やご家族に給与を支払っていれば、所得税徴収高計算書は必要です。この場合、支給額を記載して、源泉徴収税額の欄にゼロを記入します。手書きの場合は、税務署に持参するか郵送します。
法定調書合計表は、人員の欄に給与を支払った人数を記入し、同じ人数を源泉徴収のない者の欄に記入します。支払額の合計を記入し、源泉徴収税額の欄にはゼロを記入します。
回答ありがとうございました。
追加の質問で恐縮ですが、e-taxで入力の際、納期等の区分を入力し、区分は棒給、給料等を選択し、全ての項目に0円と入力でよろしいのでしょうか?
お時間をとらせて申し訳ありませんが、回答いただけると幸いです。
長谷川先生のおっしゃったように、そもそも給与支払事務所になっていなければ、源泉徴収の必要がありませんので、所得税徴収高計算書を提出する必要もありません。
もし、今期の給与がゼロであれば、おっしゃる通りで、支払年月日、人員を入力し、支給額と税額にゼロを入力します。
お忙しい中、ありがとうございました。
本投稿は、2025年01月08日 09時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。