個人医院(歯医者)の給与について
父が個人で歯科医院を経営しています。法人でなく個人医院です。
わたしは結婚し別の県に住んでおり他の仕事をしております。
月に数回、父の医院の事務関連の手伝いをしています。
その場合、父から給与をもらうことは可能でしょうか?
金額に制限はありますか?
ご指導ください。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
お父様とは、家計が別のようですので、給与をもらうことは可能です。
ただ、現在のお仕事で給与を受けており、そちらがメインで、医院の仕事が副業である場合は、医院の方では、給与を乙欄で源泉徴収する必要があります。
メインの仕事が個人事業の場合は、通常の給与計算による源泉徴収(甲欄)になります。
また、副業が禁止されている場合は、メインの仕事の方でペナルティーを絵受ける場合がありますので、ご注意下さい。
以上よろしくお願い致します。
小林先生
お世話になります。
詳しい説明ありがとうございます。
二点教えてください。
・勤務実績はどの程度必要でしょうか?日数とか勤務内容を税務署に提出は必要でしょうか?
・給与金額ですが同医院の歯科衛生士の給与が月20万程度であればいくらぐらいが相場でしょうか?
お忙しい中申し訳ございません。
ご教示くださいませ。
ご連絡ありがとうございます。
勤務実績は、税務調査の際に必ず調査されます。実際仕事をしていない家族に給与を支払い、税金を抑えようとするのは、よくあるパターンです。
タイムカードがあれば、タイムカード、仕事の成果物、があれば証明可能と思われます。ただ、税務調査の際に提示する必要がありますが、税務調査が行われないのであれば、税務署に提出する必要はありません。
仕事が、歯科衛生士であれば、その金額が参考になりますが、事務であれば、また相場が違うと思われます。求人広告等でその地域の相場を調べるとよろしいかと存じます。
小林先生
お世話になります。
お忙しい中、度々のお返事たいへん感謝致しております。
先生がご教示くださったことを念頭に話を進めたいと思います。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2018年01月16日 11時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。