棚卸しの仕訳についてお願いいたします。
美容室を経営しています。
2022年12月末日の棚卸しで
・カラー剤など材料費(消耗品の勘定科目)15万円
・店販品(仕入高の勘定科目)5万円
だった場合棚卸しの仕訳は
期末商品棚卸高 200,000/消耗品150,000
/仕入50,000
で合っていますか?
また2023年の1月に振替仕分けが必要でしたらどのような仕分けをすれば良いでしょうか?
消耗品150,000/期首商品棚卸高200,000
仕入50,000/
で合っていますか?
税理士の回答
・カラー剤など材料費(消耗品の勘定科目)15万円
→貯蔵品15万円/消耗品費15万円
・店販品(仕入高の勘定科目)5万円
→商品5万円/期末商品棚卸高5万円n
また2023年の1月に振替仕分けが必要でしたらどのような仕分けをすれば良いでしょうか?
→カラー剤・・消耗品費15万円/貯蔵品15万円
店販品・・期首商品棚卸高5万円/商品5万円
です。

棚卸の仕訳は、以下の様になります。
(商品)5万円 (期末商品棚卸高)5万円
(貯蔵品)15万円 (消耗品費)15万円
振替は、期末に以下の様に仕訳をします。
(期首商品棚卸高)5万円 (商品)5万円
(消耗品費)15万円 (貯蔵品)15万円
ありがとうございます。
12月末締めの消耗品が貸方に来るのに対して、仕入高が商品に変わり借方に来るのはなぜでしょうか?
それと、2023年からまた消耗品と仕入高の仕訳の際にはこの棚卸しした物を使用、販売した場合仕訳しなくても減っていくのでしょうか?
カラー剤は期末に未使用の分を2022年の経費から消去するために、資産科目である貯蔵品に振り替えるからです。
店販品の売上原価は、期首商品棚卸高+期中仕入高-期末商品棚卸高で計算するためです。
先の回答の通り、カラー剤は2023年期首に逆仕訳で経費科目である消耗品に振り替えますので、使用すれば2023年の経費になります。
店販品は上記の売上原価の計算式の通り、2023年の期首商品棚卸高に振り替わり販売すれば2023年の売上原価になります。
上記はいずれも複式簿記の基本的なことです。
本投稿は、2023年01月05日 10時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。