赤字の繰越について
現在会社員をしております。
フリーランス(青色申告)をしていた際の赤字の繰越がどこまでできるか教えていただきたいです。
フリーランス:2021年1月〜2023年4月
会社員:2022年5月〜
2023年に行う2022年度分の確定申告でフリーランス時代の赤字の計上をしたいのですが、2021年1月〜2023年4月のものを計上しても大丈夫でしょうか。
また、2022年度のみでなく2023年度にも計上可能なのでしょうか。
現在は廃業届は出しておりませんが、フリーランスの活動はしておりません。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
必ず各年度に分けて申告して下さい。21年度は期限後申告になりますが、赤字ということであれば、税額ゼロですから、無申告加算税・延滞税ともゼロに課されてもゼロのままなので、ペナルティがつけられません。申告書4表で赤字を3年間繰り越すのを忘れないで下さい。
22年は3/15までに確定申告することが必要です。4表で21年分の赤字の繰越しを加えるのを忘れないようにして下さい。事業所得と給与所得は合算しますから、事業所得の赤字が給与所得と相殺され、給与所得の源泉税が還付になる可能性が高いです。
23年は4月までの事業所得があるので、23年も22年同様の対応になります。
事業継続の可能性がないなら廃業届・青色廃止届を5月以降に提出して下さい。事業継続の可能性が残っているなら提出は不要です。
ご丁寧にありがとうございます。
とてもクリアです。
平仁先生、ありがとうございました。
本投稿は、2023年03月05日 11時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。