青色専従者による毎月ある経費の立替払精算の仕訳について
青色申告をしている建設業個人事業主です。自分の他に家族1名を現場工事の専従者です。
他の方の投稿で専従者が経費の立替払をした際に未払金を使った仕訳を回答されており、大変参考になりました。
が、私の場合、専従者による経費の立替えが日常的必然的です。(同時に複数案件受注施工のため別行動による)
消耗品や材料費等で、業務の出先中に購入。最も多いのが燃料費で、専従者のクレジットカード払です。
また、携帯電話の業務使用分も本人のカード払のため、現金で渡しています。
そこで、旅費精算書のように、毎月まとめて専従者の立替経費を未払金で処理し、精算しても宜しいでしょうか?
1.10燃料費 /未払金 3000 ※カード払
1.15燃料費 /未払金 2500 ※カード払
1.30消耗品費/未払金 4500 ※カード払
精算時の仕訳
未払金/現金10000 (1月分専従者立替精算)
今まで、専従者が立替えた経費は事業主借で処理しておりました。
しかし、これでは事業主の個人カードで支払ったのか、専従者が支払ったのか不明瞭で、かつ立替えてもらった分は返さなくてはいけないので、一つずつ照らし合わせて事業主貸で引出して渡していました。
そのため、生活費と精算用とで、事業主貸が増えるばかりで困っておりました。
専従者にも未払金勘定が使用出来れば、現金の流れも、本当の事業主貸借勘定も明確になるので助かります。
何卒ご教示お願いいたします。
※現金は数回、作業中に盗難にあい、以来、業務中は殆ど持ち合わせておりません。またコーポレートカードが作れない為、各個人のカードを使用しております。
税理士の回答

おっしゃるように、専従者に対する未払金でまとめて処理して差し支えないと思います。
ガソリン代や消耗品の領収書は貴殿が保管するとともに、ご家族からはカード明細のコピーをもらって、それも一緒に保管しておく必要があるものと考えられます。
回答有り難うございます!
ですが、もう少し教えて下さい。
カードの明細というのは、レシートに印字されたカード利用明細ではなく、引き落とし時(締請求)の明細でしょうか?
ちなみに、月末締めして精算しますが、実際に本人の口座から引き落としされるのは翌月以降ですが、これは個人カード(事業主借)と同じ考え方で引落としまで待たずとも、月末で精算してしまっても宜しかったでしょうか?
本人の引き落としに合わせて精算してしまうと、未払金がずっと残ってわからなくなってしまうので…
宜しくお願いいたします。

①ガード明細は、引き落とし時のカード明細(総請求)です。どちらかと言えば領収書が大切なので、ご家族が嫌がれば、なくても問題ありません。
カード明細(総請求)があると、ご家族の払った経費が一覧でき、貴殿の未払金の管理がしやすくなると思ったので、上記のように回答しました。
②専従者のご家族に対する精算は、引き落としを待たずに本人に支払ってしまって問題ありません。
専従者のご家族に支払った時点で、未払金を消し込み、取引が完結します。
本投稿は、2023年03月11日 13時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。