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前年度までの仕訳間違い(勘定科目)について教えてください

いつもお世話になっております。
本来なら「建設仮勘定」で仕訳をするものを、誤って「仮払金」で仕訳していました。

自家発電を設置するために2年程前から部材などを購入していましたが、購入時の仕訳で「仮払金」として計上していました。
こちらの相談で、正しくは「建設仮勘定」で仕訳する事と教えて頂いたのですが、年度をまたいだ仕訳の訂正をどうすべきか悩んでいます。

自家発電設備の完成はもう少し先になりそうで、部材の購入もまだ予定していますので追加の費用が今後も発生すると思います。

今年度に、仮払金の金額を建設仮勘定に振り替えて、新たな費用は建設仮勘定に計上するべきでしょうか?
もしくは、仮払金に計上してしまったので引き続き仮払金に計上しないといけないでしょうか?(継続性の原則?)

お忙しいところ恐縮ですがご教授お願い致します。

税理士の回答

 おっしゃる通り、今年度に、仮払金の金額を建設仮勘定に振り替えて、新たな費用は建設仮勘定で処理をしておいたほうがよいかと思います。

 自家発電設備にかかった総額を、完成時に、建物附属設備などの本勘定に振り替えることになりますが、その際、建設仮勘定で工事費総額を把握してから、各本勘定に振り替えていくことになり、仮払金のままだと、他の仮払金と混じってしまって、総額が把握できなくなるおそれがあるからです。

お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。
教えて頂いたように一度、建設仮勘定に振り替えようと思います。
補助科目を付けているので総額は把握できていますが、正しい科目で仕訳いたします。

追加で質問する形で恐縮なのですが、自家発電設備にかかった総額は完成時に、機械装置として振り替えて17年で減価償却するつもりでいましたが、正しくは建物付属設備になるのでしょうか?
また、建物付属設備の場合、耐用年数は何年になるのでしょうか?
自家発電設備では売電は一切行いません。
使用目的は事業用にPCをたくさん起動しているため大部分はPC用の電気ですが、プライベート用の電気も混ざるので家事按分するつもりでいました。

書き忘れていましたが青色申告の個人事業主です。
大変お手数をお掛けしますが、教えていただけましたら幸いです。
よろしくお願いします。

 どのような事業をされているのかよくわかりませんが、当該電力を事業に使用するということであれば、機械装置でよいのではないかと思われます。

国税庁HP
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/hojin/05/12.htm

何度もご回答いただき本当にありがとうございました。
丁寧なご説明で大変よくわかりました。

本投稿は、2023年10月19日 20時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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