事業用車購入時の仕訳について

はじめまして、税理士の岡村です。
この場合は、仕訳を二つに分けて考えると分かりやすいと思います。

まず、事業用の車両購入については
（車両運搬具）120万円（現預金）120万円

自家用車の買取については
（現預金）5万円（事業主借）5万円
※念のためにご確認ですが、自家用車でよろしかったですよね。

二つの仕訳を合わせると
（車両運搬具）120万円（現預金）115万円
　　　　　　　　　　（事業主借）5万円

となります。

詳細な条件が不明ですので、簡単に記載しましたが、リサイクル預託金があったり、自賠責などの保険料などがある場合には、車両運搬具120万円の仕訳を「保険料」「リサイクル預託金」など勘定科目を分ける必要が出てきますので、そのあたりはご注意くださいますようお願いいたします。

岡村様、はじめまして。
早速のご回答ありがとうございます。
購入金額等は、簡単に記載していました。

なお、自家用車の下取りで間違いありません。
購入した車は事業用のみの使用です。

また、【車両運搬具】【租税公課】【損害保険料】【法定費用】【支払手数料】
の勘定科目分けしようとしています。
※全額ローン２４回払いで支払予定です。

注意点等ございましたら、回答いただけますと幸いです。

「【車両運搬具】【租税公課】【損害保険料】【法定費用】【支払手数料】の勘定科目分けしようとしています。」とのことですので、一般的な仕訳はできるだろうと思いますが、リサイクル預託金がある場合には、リサイクル預託金部分につきましては「預け金」（資産計上する科目）などの科目を用いて仕訳をしてください。

また、「※全額ローン２４回払いで支払予定です。」とのことですので、車両購入の仕訳で（現預金）と記載したのは（未払金）になります。
そして、ローンを支払う都度、仕訳を
（未払金）〇〇〇円/（現預金）〇〇〇円
とすることになります。

あえて注意するとしたら、このくらいだと思いますが、車両購入の仕訳は税理士になった今でもけっこう手間がかかる仕訳でむずかしいな～って思ったりしますので、がんばってやってみてくださいね。

岡村様
ご丁寧な回答いただき感謝します。
購入詳細をみると、預かり法定費用と記載ありました。
以下のように仕訳してみます。
　借方　　　　　　　　　　　　　　　　貸方
【車両運搬具】車両本体　　　　　　　【未払金】
【租税公課】　自動車税など
【損害保険料】自賠責保険料など
【法定費用】　リサイクル法関連費用
【支払手数料】検査登録代行手数料など
【預け金】　　預かり法定費用
【諸会費】　　JAF会費

　借方　　　　　　　　　　　　　　　　貸方
【未払金】　　　　　　　　　　　　　【現預金】
【手数料】
まだまだ悩みながらではありますが、
頑張ってやってみます。

ベストアンサーにお選びいただきありがとうございました。
車両の購入や売却の仕訳はなかなか大変だと思いますが、これからもがんばってやってみてください。

不明点等が出てきましたら、またご質問いただければと思います。