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病院の請求と入金の関係について

病院は保険者(国保、社保等)に請求を出しますが、その請求と入金が合っていない場合、差異を確認して振替処理はしなくてもいいのでしょうか?
査定減少や保留、返戻等があり請求と入金がピッタリ合うことが少ないです。
上司に確認しても上記の理由があり、合わないので入金額で処理(預金/未収金)しており、未収金の額がどんどん増えていきます。

また、残高ですが国保からの入金が二ヶ月遅れとなっています。
その場合1/31時点の残高は1月請求分、12月請求分とぴったり合致する必要がありますか?

税理士の回答

結論から言うと、入金処理を「預金/未収金」として行うだけでは、未収金残高の精度が低下し、財務管理上の問題が生じる可能性があります。

医療機関において、保険者への請求と実際の入金額が一致しないのは日常的なことですが、査定減額・保留・返戻といった要因を放置すると、未収金残高が実態と乖離し、会計上の正確性が損なわれます。本来、請求額と入金額の差異を確認し、「査定減額」「保留」「返戻」のいずれかに分類し、適切な振替処理を行うべきです。例えば、査定減額なら「診療報酬査定減額」として費用処理、返戻なら「返戻金処理」として管理するのが望ましいです。

また、国保等の入金が2か月遅れで行われる場合、1/31時点の未収金残高は「1月請求分+12月請求分」にほぼ一致するのが理想です。しかし、査定減額や返戻処理が未整理だと、実際の未収金残高と請求残高がズレるため、適正な管理が求められます。

丁寧なご説明ありがとうございます。
再度会社の残高について上司に進言してみます。

お力添えできたようで何よりです。
また何かご不明点やお困りごとがございましたらお声がけください。

本投稿は、2025年02月03日 06時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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