労働保険料の仕訳について
労働保険料の仕訳についてご教示ください。
普段の仕訳↓
本人負担:預り金
会社負担:法定福利費
期末:預り金がマイナス残のため、立替金に振替
(現状、預り金が5月の本人負担分、立替金がマイナス残です)
前期:労働保険料が還付
労働保険料が還付になるのですが、一般拠出金にのみ充当され保険料はそのまま支払いが発生します。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご質問についてです。
労働保険と雇用保険(従業員負担分)のことだと思います。
あまり難しく考えず、法定福利費で仕訳してもらうのがいいと思います。
例(従業員負担の部分のみ記載)
毎月の預り時
給料 / 預り金
支払時
預り金 /法定福利費
労働保険の還付
預金 /法定福利費
こんな感じで法定福利費で考えてもらうのが楽だと思います。
ご回答ありがとうございます。
言葉足らずで申し訳ございません。
概算保険料の計上と立替金に振り替えた分の仕訳がいまいちわかりません。
還付はあるのですが、3期に分けて保険料の支払いが発生しています。
この仕訳はどうしたらいいのでしょうか。
また、立替金に振り替えた分はそのままでいいのでしょうか。
ご教示ください。
普段の仕訳の仕方を教えてください。
労働保険の納付の中には、労災保険と雇用保険の2種類が含まれています。
雇用保険の部分については従業員負担があるので、給与の支払い時に預り金で処理しているということだと思います。
労災保険の部分については従業員負担はないので直接法定福利費に支払の時になると思います。
預り金がマイナスに残るということは支払のタイミングで労災保険も含めて
預り金 / 現預金
の仕訳を入れているということですかね?
もし、このように仕訳をしているのであれば、
預り金のマイナスになっている部分は、法定福利費でいいと思います。
立替金がどのタイミングで発生しているのか知りたいです。
従業員負担分は預り金、会社負担分の雇用保険・労災保険は納付時に法定福利費で計上しております。
前期の概算保険料を計上時に従業員負担分を借方に預り金で計上していたため、その時点で残高がマイナスとなっています。
給与計上時に預り金を計上し相殺していましたが、最終的に決算時にマイナスが残った状態のため立替金に振り替えて決算をおこないました。(弊社は4月決算法人です)
3回の概算保険料計上時に、従業員負担分を預り金、会社負担を法定福利として
預り金 / 現預金
法定福利/
のような仕訳をしているということですね。
毎月の給料の時に
給与 / 預り金
で調整していって最終的にマイナスで残ったため
立替金 /預り金
で調整したということですね。
であっていいますか?
もし、この方法であれば、従業員負担分を従業員の給料から徴収しているため、預り金がマイナスで残ることはないと思います。
流れとして
給料時に従業員から預かります。
給料 /預り金
納付の際に、預り金を相殺して残りが法定福利費になる。
預り金(従業員負担分)/ 現預金
法定福利費(会社負担分)/
よって、この時には預り金は0になるはずです。
還付についても労働保険部分のみですので、従業員の預り部分については考える必要がありません。
ですので、どこかのタイミングでズレてきてしまい、預り金がマイナスで残ってしまったのではないでしょうか。
立替金に振り替えたことで、現状は5月分の預り金のみがあるとのことなので、預り金の金額はあっているのだと思います。
立替金を労働保険の部分でしか使っていないのであれば、どこかのタイミングでのズレだと思うので、法定福利費に振り替えて、立替金を0にしてしまっていいと思います。
本投稿は、2025年07月01日 16時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。