預り金の差額を売上金にできる?
現金商売が主の個人事業主です。
預り金と第三者への支払いの差額を売上金にできますか?
例)
①10人の顧客からそれぞれ10000円ずつ預り金として回収。(合計100000円)
②①の預り金から、第三者に経費として50000円支払う。
③残った50000円を「売上高」にしたい。(返金はしないことで顧客と合意済み)
このような仕訳は可能なのでしょうか?
会計サイトはfreeeを使用しています。
「預り金」→「売上高」の直接的な振替方が分からないです。
具体的な仕訳方法があればご教授いただきたいです。
税理士の回答

土師弘之
そもそもの話として、
①顧客からの預かり金とはどういう性格を持つのか
②預り金であるのに余った分はなぜ返金しないのか
③預り金と第三者経費との関連性は何か
が不明なので、どういう事象なのか全くイメージがつかめません。
現金商売の業種がわからないのも答えが出せない原因なので、まずは、①~③のついて説明頂きたいです。
早速のご回答ありがとうございます。
また説明不足で失礼致しました。
業種はダンススクール経営で、顧客(生徒様)から毎月月謝を現金で受け取っています。
①顧客からの預かり金とはどういう性格を持つのか
この度イベント出演のため、各生徒様にスクール仕様のTシャツを購入いただくことになりました。
このTシャツ購入費用に対し、スクールの売上となるように少々金額を上乗せして請求しています。
つまり、生徒様への請求額の中には「第三者(Tシャツを作成する業者)への支払い分」と「スクールの売上」が含まれていることになります。
<内訳>
「第三者(Tシャツを作成する業者)への支払い分」→預り金
「スクールの売上」→売上高
②預り金であるのに余った分はなぜ返金しないのか
上記の通り、こちらで売上を得るために上乗せした分ですので、特に返金はしない予定です。
③預り金と第三者経費との関連性は何か
上記の通り、第三者への経費はTシャツ購入分の費用となります。
今回のような会計処理は初めてですので、Tシャツ購入のために生徒様から回収した一部のお金について、そもそも「預り金」の処理でよいのか、という疑問もあります。
(生徒様から一時的に預かってTシャツ業者へ支払うため、Tシャツ原価分については「預り金」でよいのでは?という認識でした)
当初は生徒様から受け取った金額をすべて「売上高」とし、Tシャツ購入時に支払った費用を「経費」として処理しようとしたのですが、年間の売上高が大きくなるのを避けたいため、できれば預り金として処理したい、という思いでした。
会計処理の方法として誤っている点がありましたらご指摘いただけると幸いです。
ご回答よろしくお願いいたします。
本投稿は、2025年09月20日 16時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。