家畜肥育における原価計算について
          家畜を把握しています。
売上原価で減価償却費が発生します。
この費用は家畜の頭数で割って1頭あたり減価償却費を計算して出荷前は在庫に計上する必要がありますか?
それとも販売頭数に関係なく毎年同じ金額を減価償却費として計上していいのでしょうか?        
税理士の回答
    
    三嶋政美
家畜の減価償却費は「販売頭数」に比例して按分する必要はなく、耐用年数に基づいて毎期同額を費用計上するのが原則です。つまり、家畜を固定資産として計上している場合、その取得価額を耐用年数で割り、定額法または定率法により償却します。一方で、出荷を前提とする「育成中の家畜(育成牛・肥育豚など)」は商品性を持つため、棚卸資産として扱い、出荷時点で売上原価に振り替えます。したがって、減価償却費として処理するのは繁殖用や役務提供用などの固定資産的家畜であり、販売目的の家畜は在庫評価によって費用化される点に注意が必要です。
説明不足失礼しました。減価償却費は肥育用の設備で、家畜の減価償却費ではありません。
毎年の設備の減価償却費を頭数按分で配賦して、販売年度に売上原価に計上するのか、それとも毎年度、定額法であれば同額PLの減価償却費を計上すべきでしょうか?
本投稿は、2025年11月04日 13時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
                          
                          
                          
                          
                          
                          
                          
                          
      






